毎日新聞(12月5日配信)によれば、ターク県メーソート国境のモエイ川対岸のミヤワディ・ミャンマー側国境が、昨年7月以来、1年5ヶ月ぶりに再開されたようです。
【バンコク西尾英之】ミャンマー政府は5日、昨年7月から閉鎖してきた東部カイン(カレン)州ミャワディとタイ西部メソトの間の国境検問所を1年5カ月ぶりに再開した。国境検問所は両国間の重要な交易ルートだが、カイン州内でのミャンマー政府軍とカレン族武装組織との戦闘激化を受けて閉鎖されていた。カレン族組織との停戦交渉の進展がありそうだ。
ミャンマーでは09年、当時の軍事政権が各地の少数民族武装組織に事実上の武装解除となる国境警備隊への編入を要求。カイン州では政権寄りだった「民主カレン仏教徒軍」の一部が反発し、政府軍と戦闘を続けてきた「カレン民族同盟」側に寝返って戦闘が激化した。
今年3月のミャンマー民政移管後、テインセイン政権は米欧など国際社会の要求を受けて各地の武装組織との対話を開始。状況は地域や勢力によって異なり、戦闘が継続しているケースもある。
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