2008年04月03日

ソンクラーンの濠の水遊び問題?

 近づいて来ているチェンマイ・ソンクラーン(タイ正月)ですが、確かに昨年の同じ時期と比較すると、雰囲気の盛り上がりに欠けます。やはり、自粛ムードが底流にあるのでしょうか?・・・

 地元新聞では「ソンクラーン」の文字よりもっぱら「ピーマイムアン(都の新年)」を使っています。そしてランナー伝統の「ピーマイムアン(都の新年)」を強調して、過激な水掛け、女性の肌を多く露出する服装などを控えるように呼びかけています。もっとも、毎年同じように呼びかけていますが、全然守られていません。

 水掛け市街戦の最大激戦区である濠の周回道路。そこでのアルコール販売の禁止、セクシー姿の女性(こちらではコヨーテと呼ぶ)の踊りの禁止も、例年同様に呼びかけています。でも、例年同様に無駄な呼びかけに終わるだろうと。なにせ、ソンクラーン水掛けは世界でも類を見ない超無礼講なのですから、その無礼講の雰囲気の中での禁止通達など無視されて仕方ないかも?
 ちなみに今年もフォイケーオ通りのカードスワンケーオ前で、ジョニーウォーカー・レッドラベルをスポンサーにコンサートステージが13日〜15日にあり、BODY SLAMやエンドルフィンなどが出演するようです。

 いずれにせよ、濠の水を一応水掛遊びでの安全レベルにもっていくように努力中。濁っている濠の水を少しでも透明にするために、400キロの明礬(みょうばん)を溶かした水タンク車を40台投入して、濠の水に混ぜることになっています。そこまでやっているとは知りませんでした。

 いずれにせよ、濠の周回道路でソンクラーンの水ぶっ掛けソンクラーム(戦争)に参戦する方は、参戦後シャワーを浴びたら、必ず日本から持参した目薬をさしてください。過去、濠の水を浴びて目の炎症を起こした日本人が少なくありませんので。
 無菌抗菌社会に暮らしている日本人には、濠の水はやはり強烈なようです、ハイ!
posted by 新明天庵 at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 北タイ観光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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