
三菱製造の白く新しいミニバスは、故障したのであろうか、ちょうど県庁裏の運河沿いの道に停車していた。写真に撮るには停車しているほうが都合が良いので、カメラを持ってバスに近づく。
開いたドアーから運転手に、「故障ですか?」と尋ねてしまった。すると、ここが発車地点で、発車時間待ちしているとのこと。歩く人の姿など皆無のこんな地点で、発車待ちをしているとは「おもろいやないか!」としか言いようがない。
車掌のお姉さん・・・と期待したのだが、車掌のおばさんが降りてきて、路線図の入った新しいパンフを、2枚も手渡してくれた。手前味噌ですが、やはり路線図は「CHAO」のが、数段わかりやすい。
2・4・6・8・10の5路線を記したそのパンフには、
1.運行時間:午前6時から午後10時
2.料金:
ロットソンティオ・15バーツ
市バス・10バーツ(ただし、制服の学生生徒、僧侶、高齢者は5バーツ、障害者は 無 料)
今まで市バス関係で述べてきたが、上記の赤字部分は抜けていました。料金は、それなりにちゃんと考えているのに、嬉しい驚きです。
確かめてはいませんが、市バス座席に“シルバーシート”なるものはないでしょう。そのようなものが必要ないのは、庶民の乗り物に何度か乗った方にはおわかりですね。
なお、市バス試乗記はぐうたらではない観察眼をお持ちの「チェンマイぐうたら生活」さんのを参照してくださいね。