「“さなえ”あれば憂いなし!」で、日本初の女性首相として登場した高市早苗首相。でも、円安から円高への“さなえ”はまだないようで、11月21日には約10ヶ月ぶりの円安。その影響で、これまでにないバーツ高になり、1バーツ=4.94円に。
10,000万円もバンコク市内のお得な両替屋でも、2,060バーツと最低値を更新したようだ。こうなると、両替レートが2,000バーツまで下がる恐れが、現実味を帯びてきたようだ。
思い起こせば、十数年前に「1ドル=90円台」の円高時代の時に、「1バーツ=2.5円、10,000円=4,000バーツ」という、夢のような交換レートがあった。
わずか十数年で、タイのバーツに対して円の価値が、なんと半分くらいに下落したということ。これじゃ、日本の実質賃金が30年間も上がっていないのも、無理なからぬ事かも。同時に、日本の経済力が長期低落傾向になっているという事だろう。
日本国内にすむ国民にとっては、新米に代表されるように諸物価高傾向は、止まることを知らない。「なんでこんな物価高の日本にインバウンド(訪日外国人)が、洪水のように押し寄せてくるのか?」との素朴な疑問が湧いてくるかも。
来月初旬にも、チェンマイ田舎町から、タイ人連れ合いの知り合い夫婦が、初の日本旅行に大阪にやってくる。
これもタイ経済の着実な伸びと、賃金の値上げ傾向があり。その上に、近年にない「円安・バーツ高」で、日本の物価高傾向も相殺されて、タイからの訪日客が増加しているようだ。
国と地域別のインバウンド数では、中国、韓国、台湾、アメリカなどより数が少ないタイ。でも、タイからのインバウンド増加は、「日本贔屓(贔屓)タイ人」を確実に増やし、タイはますます親日国になるであろう。

