日本食材ではチェンマイより安い物が結構あるようです。
積もった雪は融けたものの寒風吹きすさぶ日曜日の夕方前。家のドアーの向こうから私を呼ぶ声が。宅急便の配達屋さんだろうとドアーを開けると、思いがけない男の人が立っているではないか。
以前、チェンマイ市内で開催された知り合いの方のホールインワン記念パーティーで、チェンマイにロングステイしているという50歳代の男の方と偶然知り合った。役所を早期退職して、広島弁丸出しで喋るYさんだが、一匹狼的な明るくあっけらかんとした性格で、付き合っても面白そうな方だと直感。
その後、何度か日帰りの旅に誘い、確かチェンダオ山登山も一緒に登るほど親密なチェンマイ友(チェンマイで知り合った友人)の一人となった。それこそ思いっきりチェンマイの昼と夜の遊びを堪能したようだ。だが、“もう遊び終えた”として、数年後に、故郷の広島の福山の田舎町に戻った。お互いの連絡も途絶えたしまった。
そして、5から6年前だろうか、10年以上書き続けている私のブログ「新明天庵」を見て、「10月の今は福井の故郷に一時帰国している筈だ」と、はるばる広島から車を飛ばして、それも突然、故郷の我が家を訪問してくれた。
ちょうど、朝早く現れたものだから、彦根城やマスの養殖場に醒ヶ井などの日帰りの旅を、私の家族とYさんの4人ですることにした。一時帰国しての遠出の家族旅行ができたのも、彼が突如訪問してくれたお陰であった。
Yさんは、私のブログにもコメントを寄せず、その後、また、お互いに音信は途絶えた。それでも、私には、いわゆる友情の糸は切れていない、との確信が不思議にもてた。

そして、2年ほど前に、私のブログのアップが突然途絶えてしまう。1年余り後に、記事をアップし始めた時に、真っ先に、Yさんからの心配のコメントが入っていた。その時は、何よりも、私の事を心配していてくれたYさんに感謝の念がわいてきた。同時に、Yさんも元気で生きているとわかって安堵した。
失礼な話だが、私から彼に連絡することも、彼を訪ねることもあるまいと、広島県の家の住所も電話番号も教えてもらっていなかった。
それから月日は流れ、彼のことなどすっかり忘れていた。のに、2月26日の日曜夕方前に、ひょっこり家のドアーの前に立っていたのであった。残念ながら、夕方のパートの仕事に出かけるまで20分ほどしか時間がない。
とにかく、白山と長野へのドライブに出かける途中とのことで、不在を覚悟して立ち寄ってみたとのこと。積もる話は山ほどあり、私がパートの仕事を終えた後で、電話で話すことにした。
そこで、私の電話番号を教えるのに、彼のスマホで、家の二階に置いてある私のスマホに留守電を掛けさせた。そうすれば、私のスマホに着信電話番号が残るので、私からは彼の電話番号は聞かなかった。なにせ、話せる時間が少なくて慌ててしまった。
さて、仕事から帰ると、彼からの電話。「夕食をとってから、こちらから電話するわ!」と、いったん切る。そして、ホテルに投宿している彼に電話しようとするが、着信履歴に「非通知設定」とあり、なんと相手の電話番号が不明で非通知となっているではないか。
これには慌てた。きっと私の折り返しの電話を、首を長くして待っているに違いない彼。でも、彼の電話番号が非通知では、万事休す。彼からの再度の電話を待つ以外にない。でも、その日も次の日も彼からの電話はない。彼は、怒っているに違いない。折り返しの電話の約束を破って、なおかつ、謝りの電話さえないのだから。

彼に、この辺の事情を知らせるには、近々読むであろうこのブログ記事にアップする他に、知らせるすべはない。ということで、こんな記事を書くことにしました。この記事を見たら、Yさん、電話かひと言コメント下さいね。

