
越前市図書館・やはり本や雑誌や機関誌、各種新聞など充実している。
<図書館で本をたくさん借りて読書(B)>
図書館でとりあえず借りて見る本のジャンルは実にさまざまであるが、国別ジャンルの本も少なくない。それは、これまでに旅行した外国が10ヶ国あるからだ。チェンマイに20年くらい暮らしているので、やはりタイ関係の本が多くなる。次に、私がこれまで旅した国(大変少ないのだが)であるラオス、中国(雲南省)、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、インド、ネパール、スリランカ、モルディブ関係の本になる。まだ旅したことのない欧米やアフリカ、中東などの諸国には、やはり関心が薄くなってしまう。・・・(以下に続く)
というのも、私の異国への旅は、ツアー旅行に代表される“浅く広く”の旅は嫌いで、バックパッカースタイルの“狭く深く”の旅しか興味が向かないので、どうしても、訪問する国の数は限られてしまう。(でも、ベトナム、ミャンマー、モルディブ、カンボジアはまだ1回だけ)
借りるその国の本と言っても、誰かのその国への旅行記や歴史の本が中心である。それらの本を読みながら、その国へのかつての旅を懐かしく想い起こすことができる。また、訪れていたその時には疑問だったことが、今になってわかってくることも多々ある。そして、「それならもう1度」と、行きたくなることもある。

今、手元にある1冊が、「ラオス 山の村に図書館ができた(安井清子著)」(上記写真)。かつて北ラオスバイク横断の旅で訪れたことのあるのが、シェンクワン県の県都ポンサワンからベトナム国境に近いノンヘート郡ノンヘート田舎町。その町から6キロほど山に入ったモン族集落村で、子供たちのために図書館をつくった女性の奮闘記。
その時も仲間数人と、チェンマイからカブバイクで、ラオス国境のチェンコーンのメコン川イミグレに行き、そこで、艀(はしけ)にバイクを載せて対岸のラオスに渡る。その当時は、チェンコーン国境に友好橋はできていなかった。
ラオス側フェーサイに上陸して、ルアンナムター、巨大石壺群のあるジャール平原のポンサワン、ノンヘート、ベトナム国境までカブバイクで旅した。ベトナム国境のイミグレに、バイクでの入国を交渉したがダメで、仕方なくノンヘートまで引き返してきた。
ノンヘートの田舎町の安宿で一泊したのだが、確か12月でモン族正月か近かったのであろう、町の定期市では、派手できらびやかなモン族伝統衣装が大々的に売られていた。
そのほとんどが山岳部である北ラオスには、“空の民”と呼ばれる山岳少数民族であるモン族が多く住んでいる。その時のバイクの旅でも、モン族集落を訪ねて通過するような旅でもあった。
ちなみに上記の本で、モン族正月が、12月から1月の2か月間で、年によって、各地域によって正月3ヶ日がばらばらに開催される謎が解けた。
つまり、『モン正月のことを、モン語では「ノォ・ベッジャオ」というのだが、ノォ=食べる、ベッジャオ=三十という意味で、(稲刈りが終わった後、最初に迎える)三十日目の月=新月の日に食べるという意味なのであろう。』と。でも、実際には、伝統の新月よりも、モン族集落グループの昨今の開催日都合が先行してきているような気がするのだが。
このように、日本の図書館の本のお陰でのこのような“学びなおし”は、チェンマイにいては到底できないことだけに、“逆ロングステイ”中にせいぜい貪欲に楽しみたいものだ。

