2020年02月10日

天気予報の要らないチェンマイと天気予報がぴったりの日本


 「福井県の嶺北地方の明日の2月10日は、午前中は西寄りの風が吹き、雪や雨が降り、降水確率は70%。山沿いでは近づく前線の影響で雷も発生するでしょう。最低気温ですが、今庄や南越前町ではマイナス2℃の冬日に。最高気温は5℃程度でしょう」・・・

 「そこまで詳しく予報して、外れでもしたらエライ騒ぎになるぞ!」と、日本の気象庁が心配になるくらいだ。でも、逃げ道を残したうまい言い方の予報もあって、実にぴったしカンカンで予報が的中。

 日本に暮らしている方には“詳しくよく当たる”当たり前の天気予報でしょうが、チェンマイからやってくると、そのよく当たる詳しい天気予報に腰を抜かすほどびっくり。

 まあ、チェンマイでも、TVによるタイ全国各地域のめちゃくちゃ大まかな天気予報はあるにはある。近年は、スマホでチェンマイ県の週間天気予報まで気軽に調べられるが、これまた“当たるも八卦と天気予報、当たらぬも八卦と天気予報”ときている。

 そもそも毎日の天気予報など無関心なので、天気予報が当たったのか外れたのかさえ分からないチェンマイの人たち。このように天気予報など無関心になるのもわけがある。

 チェンマイも含めて北タイは、天気がころころ変わる“前線がない”熱帯気候。11月から4月までの乾季(その前半が冬季、後半が暑季)と、5月から10月までの雨季と大きくは2つの季節しかない。雨を降らす雲は、通過する雷雨(スコール)のもとになる垂直上に発達した積乱雲(入道雲)が大部分。

 要は広い範囲で雨を降らす前線がないので、チェンマイの空を見上げて、雨を降らしそうなその底が灰黒色の積乱雲(入道雲)の動きを予想すれば、雨の予想が自分でできるということだ。それなら明日の天気予報はどうなるのか。明日になればわかるのだから、慌てることはない。

 大胆なことを言わせてもらえば、西日本も入る東南アジアの雲の衛星写真を毎日チェックすれば、チェンマイの明日以降の天気予報がだいたい当たるというものだ。誤解をしてもらっては困るので付け加えておくが、チェンマイの雨季では低気圧の動き、台風崩れの熱帯低気圧の動きによる天気の変化は、やはり新聞やTVの天気予報に頼らざるを得ない。

 いずれにせよ、毎日の天気などほとんど気にせずに、文字通り“能天気”に暮らせるのがチェンマイと言えるだろう。そして、毎朝に“今日の天気予報”を一応頭に入れて、1日をスタートさせるのが日本なのかもしれません。どちらが良いのか悪いのかなど分かりませんが、この天気予報のとらまえ方が、タイ人と日本人の気質に・・・案外繋がっているような気がしてなりません。

 「マイミーパンハー(問題はない)」や「マイペンライ(気にしない)」をよく口にするタイ人ですよね!

「にほんブログ村」のタイ情報にリンク開始しました。上位に顔を出せるようにワンクリックをお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
posted by 新明天庵 at 23:00| Comment(0) | 日本からタイ・チェンマイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。