2019年09月09日

タイのパイナップル14品種の1つのバタビア種に出会う!

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 こんな寂しい山道にパイナップル売りがぽつんと!

 チェンマイ県北部ファーン郡にはタイで唯一の油田地帯があり、そことチェンライ県のメースワイ郡とを結ぶ山越え国道が109号線。通称オイル街道とも呼ばれているのだが、道路沿いには山岳民族集落もわずかしかなく、観光スポットは見事に何もない。・・・

 メースワイ郡の秘湯を訪れて、メーテン郡の庵への帰路に109号線を随分と久しぶりにバイクで走る事に。まさしく山越えの寂しいクネクネ道で、山賊が出て来てもおかしくない閑散とした国道。

 沿道には山岳民族集落はないのだが、見渡す緑の禿山に数ヶ所大きな集落がある。出会う車やバイクもたまにしかないので、山岳部バイクツーリング道路としては最適。

 その山越えのクネクネ道路を走っていると、突然前方の路肩にパイナップルの小山を並べている山岳民族のおばさんに出くわす。人の気配などまったくなく、行き交うバイクや車もたまにしか来ないという、こんな寂しい山道でパイナップルを売るなどマトモとは思えない。

 でも、家でじっとしていて日昼を過ごすくらいならば、近くの国道に出て、駄目モトでパイナップルを並べて過ごすほうがまだマシ。と考えると、意外とマトモに思えてくる。

 山岳部の道路でのバイクツーリングの楽しみの1つに、このような道路端での産地直売屋台に立ち寄る事。季節の新鮮な山の幸などが格安で売られている。

 この雨季の時期ならば、朝採れキノコやタケノコ売りが多いのだが、パイナップル売りとは初めての遭遇。物珍しさもあって、バイクを停めて、おばさんに「このパイナップルはどこで採れたの? 品種は何?」などと尋ねる。

 比較的小粒のパイナップルと言えば、チェンライ県ナーンレー地区特産で有名なナーンレー種(พันธุ์นางแล)。そのナーンレー地区では、プーケット種と特産のナーンレー種とを掛け合わせた、かなり小粒のプーレー種(สับปะรดภูแล)がチェンマイなどでも広く出回っていて、パイナップルの主流になっている。

 おばさんは言う。「あそこのアカ族の村で作っていて、バタビア品種だよ!」と。パイナップルにバタビア種があるのは知っていたのだが、これまでチェンマイでは見かけたことがなかった。おばさんに試食させてもらうが、ナーンレー種に負けず甘くてジューシーではないか。

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 ひと山6個で50バーツと格安なので買うことに(上記写真)。パイナップルの果実の上についている葉の部分は、冠芽、またはクラウンと呼ばれており、そのクラウンを土に”挿し芽”すれば、また、パイナップルがなってくる。

 おばさんの地べた屋台の周りには、切り取られたクラウンが山のようにある。ピックアップトラックや乗用車で来たならば、不要なクラウンをもらえるだけもらうのに。もらったら、チェンダオの生徒寮に持って行き、空き地の畑に並べて植えることができたのに残念。バイクではクラウンを持ち帰ることが出来ないのだから。

 パイナップルを買ってから、山道の先を急いだのだが、道路両脇の緩斜面にはパイナップルを植えた畑が所々にあった。つまり、ここを通れば、バタビア種のパイナップルが格安で買えて、クラウンも貰うことが出来そうだ。

 ◎北タイのパイナップル生産が多い県は、ランパーン、ウッタラディット、チェンライ、パヤオの4県だそうです。メースワイ郡も一応チェンライ県です。

 ◎タイの14品種のパイナップルは以下の記事を参照。こんなに品種があるとは知らなかったですね!
  https://news.thaipbs.or.th/content/272879
posted by 新明天庵 at 01:00| Comment(0) | フルーツ天国・タイの果物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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