2019年07月18日

チェンマイでの健康診断と福井での町民集団検診の比較検討!(2)

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 まずは検診車3台で始める

 北タイの公立病院でトップのチェンマイのシーパット病院での定期健康診断であるが、福井での町民集団検診にはない良い点も多々ある。まず、シーパット病院の健康診断センターという立派な建物に朝早めに行けば、なんとすべての検査結果が早く出て、医者による検診結果面談も受けられる。なんと驚くなかれ、お昼前までには、英語であるが検診結果データ冊子をもらい、すべて終わるのである。・・・

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 遅れてきた4台目の乳がん検診車
 チェンマイでは4台揃うなど不可能でしょう!

 日本での集団検診や各病院での個別検診の結果通知は1〜2週間後になるようだ。なんでそんなに遅くなるのか? 日本の病院当局に尋ねてみたいものだ。「狭い日本、そんなに急いでどうするの?」と言われたら、「仰せの通り!」と返事してしまいそうな軟弱な私。

 ところで胸部レントゲン検査であるが、さすがシーパット病院では最新式のデジタルX線撮影。検診結果面談で、大きなPC画面モニターでそれを見ながらの医師の説明は、驚くほどわかりやすい。

 日本では今でも旧態依然とした白黒フィルムでのX線撮影の検診で、それさえも実際に見ることもなく、検診結果通知で簡潔な一文で機械的に知らされるだけである。

 また、検診とは直接関係なはいのだが、シーパット病院の健康診断では看護婦や看護助士、事務職員など若くて美人が多い。これには、具合を悪くしてここにたびたび通うことをマジで考える日本人受診者が続出するくらいだ。

 チェンマイでの検診では午前中という短時間に、検診結果すべてが出て、そのことに対する医師の面談もあるスピーディさ。ところが、チェンマイ在住日本老人や60歳代が多く受診することもあって、「要精検」に引っかかる方も少なくないようだ。

 がんの早期発見に役立つと言われる“腫瘍マーカー”(大腸、胃などの消化器系腫瘍マーカー、男性にそのガンが多いとされる前立腺の腫瘍マーカー、甲状腺腫瘍マーカーなど)検査をシーパット病院の健康診断項目に入れている。だが、前立腺を中心に、その腫瘍マーカーに引っかかる「要精検」の老いた男性が結構出ているようだ。 

 その他にも、いろんな項目で「要精検」が出てくるようだ。ところで、このチェンマイの病院での「要精検」が曲者(?)のケースが少ないようだ。「要精検」でこれは“ガンの疑い濃厚”などと診断されると、“医は算術”のオーソドックスなレールに乗せられてしまいがちになる。そんなレールに乗せられると、レールだけに脱線せずに、外科手術を手始めに、薬物治療、放射線治療などと、坂道を転げ落ちる世に一直線に前に進むことしかできない羽目に陥りがち。

 まあ、具体例を挙げて説明すべきなのだろうが、また別の機会とし本題に戻ろう。チェンマイでの健康診断と福井での町民集団検診の2つの体験をして、私なりに比較検討した結果、以下のような結論に達した。

 チェンマイやチェンライなどにほぼ定住している日本の中年・年配・老人の方。日本に一時帰国して、市町村の健康診断や集団検診を受けるチャンスなどない方は、当然だがチェンマイなどの病院で受診せざるを得ない。(そんな検診を受けない、受けたくない方も少なからずおられるのだが)

 そして健康診断(検診)を受けた方は、その結果データで各注意データを、医者の言うままにうのみにせず、自分なりに判断する。また、結果で「要精検」項目が出たら、とりあえず病院の言うとおりに「要精検」を受けてみる(タイの医療保険や加入している国民健康保険の海外医療費還付制度を利用可能な方だけ)。そして、ここが重要なのだが、「要精検」で悪い結果が出たら、きっぱり言おう。嘘でもいいから、とりあえず言おう。

 「来月日本へ一時帰国するので、その精密検査のX線、CTスキャンなどのデータのコピー、それに診断書の英文コピーを下さい。日本に戻ってから、日本の医者にもう1度見てもらいます」と。

 「日本に戻れないのにそんなウソを言うのは・・・」と思われる方は、もらったコピーデータすべてを、日本にいる親族や親しい友人に郵送。もちろん、郵送前に事情をよく話して、「とりあえず、日本の専門医に精密検査をみてもらいたいのです。その結果次第で、日本で行って、“なんとか国民健康保険に入って(これが難関かな?)”、手術などの治療をしたいのです。」などと、よく相談することは言うまでもありません。

 まあ、これは私の肺ガン疑い体験から思いついたものです。他にも貴重な体験をした方からも、また違った「タイと日本の治療対処法」があるとは思います。

 今回3回目となる町の集団検診を受けてみて、切実に思った。“チェンマイにいる日本人”が集まって「タイと日本の治療対処法体験」の交流を行う必要があるのではないかと。

 以下に、チェンマイのシーパット病院での定期健康診断の内容を詳しく比較するために、私の町での集団検診内容と料金一覧表、検診結果データ一覧、診断結果と注意すべきことを一例として張り付けておきます(2回クリックして拡大)。やはり。すべて日本語というのは、当たり前ですが理解しやすいですね。

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 人それぞれに見方は違うだろうが、60歳を過ぎたら、1年に1度以上は健康診断や人間ドッグを受けるべきであろう。ガンに限らず早期発見、早期治療が原則であろうから。でも、くれぐれも“医は算術”の医者の言うままになっては、治るどころか早く死ぬことも大いにある、と警戒する必要はあるだろう。

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posted by 新明天庵 at 05:00| Comment(0) | チェンマイでの病気・治療・病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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