2019年07月07日

初めての格安エアーアジア(4)・チェンマイからセントレア空港

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 名古屋から福井行きの高速バス車内

 <空港からはリムジンバスと高速バスで武生へ

 世界の空港ベスト10にも入る中部国際空港(セントレア)。私には初めての利用だが、足早に通過しただけだが、関空に比べて人が少なくて、建物や設備もきれいに整備されている感じ。・・・

 ところで、出国手続きは“顔認証”なので、今まででは考えられないくらいスピード通過。「ホンマに本人確認できたのかいな? 一卵性双生児の場合も正しく顔認識できるのかしらん?」と、機械に尋ねたくなったのだが。いやいや凄い。テクノロジーの進歩には・・・感覚的にもちょっと追いつけない。

 でも、私は入国印が必要なので、別のブースで忘れずに入国印を押してもらう。なぜ必要かって? 故郷の役場で住民票登録や国民健康保険証などを交付してもらう時に、役所の係にパスポートを出して、入国印のページのコピーが必要だからである。

 空港外のバス乗り場で9時15分発の名鉄バスターミナル行きのリムジンバスを待つことに。近くにバス待合室があり、そこにはなんと嬉しいことに緑色のアレが1台あるではないか。それは・・・そうなのです。今ではほとんどなくなってしまった公衆電話。

 外国で長期滞在や定住している日本人が一時帰国すると、携帯電話難民になってしまう。まあ、Free Wifi環境が空港にはあるもので、それを利用してLINE無料電話できる時代なのだが。故郷の兄は暇な毎日の年金田舎暮らしで、スマホはあれど、LINEやフェイスブックなどとは無縁の暮らし。

 となるとば、昔ながらの家庭電話での連絡となる。実は、兄の息子長男が以前高校生だったころに趣味で集めたテレホンカード多数。それをもらい受けて、帰国時の電話連絡に使わせてもらっているというわけだ。だが、時代は流れて、テレホンカードを入れる肝心の公衆電話がほとんど消えてしまった。

 まだまだ昔ながらに使える重宝なテレホンカードには有難いのだが、そのカードが使える肝心の公衆電話は携帯電話やスマホにほぼ駆逐されてしまった。でも、セントレア空港外のバス乗り場の待合席には1台だけだが残されていた。感謝感激で涙が溢れ出るのを抑えて(嘘ですが)、さっそくテレホンカードを差し込んで、実家の兄に通話。

 ちゃんと通じて、北陸自動車道の武生インターのバス乗降停留所に迎えに来てもらうとことを確認できた。1年に1度だけの一時帰国だがだが、忘れず携帯する昔のテレホンカード10枚くらい。日本での携帯難民には、公衆電話が掛けられるので本当に重宝している。

 リムジンバスを待つ間。いつものことなのだ、日本の“素晴らしい”各種飲み物自動販売機で何かを買って飲む。なにせ、チェンマイではようやく建物内のごく一部で自動販売機が出てきている。だが、日本で当たり前の“豪華な”各種豊富な飲み物自動販売機は、チェンマイではいまだにない。(今後もないだろう)

 久しぶりの日本入国。そして、入国してまず1番に“日本を味わいたい”として、自動販売機の前に立つものだ。自動販売機の販売飲料の種類の多いのには戸惑う。選ぶのに5分以上はかかってしまう私である。

 値段は120円から170円くらいまで多種多様。ここで驚いたのが、たかが水のペットボトルでも、コ−ヒー缶などと同じような値段になっていること。というのも、タイではコンビニなどでも水ボトルだけは特別安値で、1本10バーツ(約35円)が普通。日本の水は、タイの水よりも4倍くらい高値ということになる。

 熱帯タイなのでなにせ水はよく飲む。それで飲料の中でも水を最も安くしているのであろう。日本の販売機の各種飲料のように水が高価だったら・・・たぶん民衆暴動が起こるかもしれない。それにしても、台所はもちろんトイレの手洗いの水道水まで安全な飲料水になっている日本。そんな当たり前のことをタイ人に説明しても、なかなか信用してくれない。

 どこの水道の水も安心して飲めるならば、自動販売機などで飲料水を高い値段で売るはずがないからである。タイ人からそう言われればそうなのだが、うまい返答が見つからない。

 130円の冷たい日本茶ボトルを1本自販機で買い求め、それを飲みながら、日本ならどこにでも当たり前に置いてある自動販売引きを珍しく(?)眺めながら、そんなことを考えた。珍しいといえば、リムジンバスが定刻より5分も遅れて乗り場に到着。なにやら渋滞で到着が遅れたとのこと。

 チェンマイではこんな快適な乗り心地のバスなどない。昨年秋の一時帰国での関空のリムジンバスではその設備がなかった車内フリーWi-Fiが、このリムジンバスではあるではないか。さっそくチェンマイの家族や友人にLINEで無事到着を連絡。先ほどのバス乗り場では、空港フリーWi-Fの電波が弱くて使えなかったからである。

 数年前までは、たまに日本にやってくると、チェンマイのようにどんな店でもあるフリーWi-Fiがまったくないに等しく“ネット難民”になってしまう。ところが2020年の東京オリンピックでのインバウンド(訪日外国人)を目指して、急いでフリーWi-Fi網を整備し始めた。そして、ようやくリムジンバスでもフリーWi-Fiが使えるようになったということか。
 
 乗車料金1300円のこのリムジンバスだが、名古屋市内中心部に入ると急にノロノロ運転に。市内バスのように数か所の停車場を巡るので、渋滞と信号待ちの多さでそうなってしまう。名鉄バスバスターミナルの終点の到着には、1時間半余りもかかっていささかうんざり。

 名鉄バスバスターミナルの各方面行き高速バス乗り場待合室は、すぐ近くにあるファミリーマートと併設されている。その待合室には黒い作業着に名札を胸に着けた10人くらいの若者グループが陣取っていて、全員が朝飯なのか、コンビニ弁当を美味しそうに食べている。置いてあるキャリーバッグには大きく名前が記されており、その文字からベトナム語と分かる。彼らはベトナムからの派遣労働者であろう。

 日本では中国やベトナムの労働者が急増しているとのことだが、その一端を垣間見た思いだ。別に悪くはないのだが、このようなバスや電車の待合室で堂々とコンビニ弁当を食べている外国人労働者の姿が、日本では今後増えるような気がする。逆に言えば、そんなグループがいたらアジアからに派遣労働者の可能性が高いということかも。

 さて、こちらは定刻通り12時に福井行き高速バスがやってきた。予想はしていたのだが、乗客は十数人だけでガラ空き。そりゃ、月曜日にここから地方都市の武生・福井に行く人など数人いればいい方であろう。乗車料金は3000円と安くなないのだが、大きな荷物も運んでくれて、車内にフリーWi-Fi付きだから、昨年の一時帰国から高速バス(武生・梅田間)を利用している。

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 この高速バスは福井行きだけあって福鉄バス会社のバス。座席に座ってみて初めて気づいたのだが、すべての窓側座席に、PCやスマホの充電コンセントプラグ(100VとUSB)が装備されているのに気付いた(上記写真)。充電しながらPCやスマホでフリーWi-Fiが使えるなんて、こりゃ便利この上ない。格安LCCのエアーアジア機内には充電プラグなどどこにもないのであるから。

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 途中トイレ休憩の賤ヶ岳サービスエリア
 大阪のG20警備を終えて秋田に戻る秋田県警機動隊の車の隊列

 乗ってから、さっそくチェンマイの家族にLINE電話を入れて、ビデオ電話に切り替えて、外の景色を映しながらしばし話す。お互いに遠く離れているのを全く感じさせない。便利過ぎる世の中になったものだ。

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 河野の道の駅で初めて日本海が見える

 2時間半余りで武生インターチェンジに到着。バスを降りると、自動車で迎えに来ていた兄がすでに待っていた。故郷の天気は雨こそ降ってはいないが、梅雨のような曇り空。ちょっとかすんで見える日野山を眺めて、「故郷の山に向かいて何も言うことなし」。8ケ月ぶりの故郷に戻った実感が湧いてきた。{終わり}

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posted by 新明天庵 at 01:00| Comment(2) | 日本からタイ・チェンマイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
国外在留者だが一時帰国なのに住民登録して日本社会保険を利用するのは違法ではないがグレイゾーンである事は間違いない。高齢化少子化で社会保険制度の維持が危ぶまれる時代にこの行為は如何なものか?、
Posted by 菅 久雄 at 2019年07月07日 10:14
福井・富山(特急が金沢で分断された)は関空よりもセントレア⇒名古屋駅から高速バスの方が安くて便利で早いと思うけど実際どうだろう。
あと、名古屋駅(名鉄バスセンター)へは電車のほうがミュースカイでも1230円で、リムジンバスよりも少し安い(所要時間30分ぐらいで断然速い)。栄途中下車ならまだしも、名古屋駅直なのにバスで行く人はまずいないと思います。
Posted by 名無しさん at 2019年07月07日 14:44
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