2019年06月13日

チェンダオ清流土管温泉に湯治ツーリング(2)

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 この日のチェンダオ山の雄姿

 <誰もいない静寂土管温泉なんて夢のよう!

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 野暮用を片づけて、ちょうど昼前にチェンダオ山の麓の土管温泉に到着。温泉場すぐ手前の道路脇で、揚げ物と飲み物を売っているいつもの屋台が見当たらないではないか。雨季の平日は、さすがに温泉場にやってくる地元民は少ないようで、店を閉じているようだ。・・・

 屋台がない上に、駐車場にも1台の車も止まっていない。無料土管温泉ということもあって、駐車場には無る間もバイクも1台もないなんてことは信じられないくらいだ。「ひょっとしたら温泉場は無人かも?」との密かな期待を抱いて、土管が散在する温泉場に近づく。

 期待通りに、谷川清流横の9個の土管湯船には、掛け流しの温泉湯が満杯に溜まっていて、誰一人いない。10年くらい前までは、平日の午前中にここに来れば、いつもほぼ1人だけの土管湯船だったのだが、それ以降は、無料の土管温泉人気が定着して、平日でも無人の温泉場など、まったくなくなっていた。

 どうせ、しばらくすれば誰かがやってくるだろうから、今のうちにと、素早く半パン1枚に着替える。そして、いつものように、バッグから買い物袋を1枚出してきて、まずは温泉場一帯のゴミ集め。

 温泉場谷間の突き当りは“チェンダオ動物保護区リサーチ事務所”。そこの職員らしき男の人が、温泉場と反対側の湿地帯で肥料袋を片手にゴミ拾いをしているではないか。職員がゴミ拾いしている光景など初めてお目にかかった。

 ゴミ拾いの男性職員に近寄って、同じゴミ拾いの仲間として(?)ちょこっと挨拶。すると彼は、「拾ったゴミはあそこの焼却場へ捨てなさい」とアドバイスしてくれた。今まで気づかなかったのだが、事務所敷地内にゴミ焼却場があることを知った。

 これまでは拾ったゴミを入れた買い物袋を、揚げ物と飲み物を売る屋台の人に引き取ってもらっていた。これからは、すぐ近くの焼却場に持って行って捨てることにしよう。

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 人それぞれではあるが、この自然の林の中の土管温泉に浸かってくつろぐならば、温泉場に小さなゴミが1つもないと、本当に気持ち良くくつろげる。そう信じて疑わない私である。たぶんだが、自分はもちろん、ここにやってきたすべての方が、ゴミ1つない温泉場のほうが気持ち良く過ごせるに違いない。

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 さて、ゴミ拾いをしながら、先だって我々温泉探検隊が大修復した温泉湯配管パイプを点検。やはり、土管へのパイプの注ぎ口をあれこれいじって変えている。まあ、配管がまったく駄目になっているわけではなく、なんとかお湯を土管に注いでいるので“良し”としよう。

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 それでも、配管パイプなどが大きく壊れないように、6月中にでも頑丈にする補強工事をしなければならないだろう。工事するボランティア資金がゼロなのでは、やろうにも頭が痛い。「タイの人にはあれこれとお世話になっている。地元の人の憩いの温泉場の改修工事ならば、1万バーツ(5千バーツ)ぐらい寄付しまっせ!」と、申し出てくれる日本人篤志家の出現を気長に待つことにしましょう。(待っていたらいつまでも改修できないよ!)

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 ゴミ拾いとパイプなどの点検を終えて、ようやく土管で湯浴み。まずは、日本人好みの熱めの土管湯船に浸かることに。ところが、この日の掛け流しの源泉の温度がいつもより高くて、とても足さえ入れることができない。そこで、源泉掛け流し2番目にあたる3つの適温の土管湯船に順番に浸かることに。

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 温度計で正確に測定する必要はあるのだが、この源泉の温度は確かに熱くなったり、そうでもなかったりとしばしば変化する。その変化の原因はよくわからないのだが、源泉温度が低くなるようでは、熱い湯が好きな日本人には大いに困る。

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 雨季に入ったといっても、午後から夜にスコールが通過するだけの晴れの天気が続く。チェンマイも熱帯なので、最高気温も37℃前後と暑い。こんな時に、熱い温泉に浸かるのは、気分的にあまりのらない。でも、ここには土管温泉の横に谷川清流が流れていて、温泉で温まった身体を谷川に横たえて、すぐにクールダウンできる。

 土管湯船に首まで浸かり、谷川の清流に身を横たえてクールダウン。その2つを気の向くまま繰り返していると、この温泉場で時間を忘れて3時間でも4時間でもくつろぐことができる。チェンマイやチェンライなど北タイに多くの温泉があろうとも、こんな自然の谷川と林の静寂に恵まれた無料野天温泉は他に類を見ないであろう。

 一人での温泉貸切も、しばらくして地元のおばさんが加わり、2人になった。2人になったと言っても、お互いに言葉を交わすわけでもなし、思い思いに湯浴みや水浴びをしてくつろぐ。

 石で堰き止めた清流には小魚が泳いでいる。温泉場なので、周辺の草むらには水牛が集まってくる。また、温泉場なのでいろんな種類の蝶が吸水に集まってくる。もちろん、野鳥も観察できる。

 だいぶ前には、チェンマイ市内や郊外に住む日本の方が、1時間半ほどかけてこの土管温泉に結構遊びに来ていた。だが、少し前からは、チェンダオ在住の日本人母子ぐらいしか、ここにくる日本人はいないようである。

 確かに、チェンマイ市内からは往復3時間以上もかかること。それに、折角やって来ても、昼から夕方までは、地元に人や欧米人で混雑して、土管湯船にゆっくり浸かれない場合がほとんど。これでは、日本人はここに寄り付かなくなるのも無理はなかろう。

 そこで、この土管温泉で静かにのんびり湯浴みや湯治をしたい方は、土管温泉から歩いて数分の近さにあるリゾートのロッジに1泊することをお勧めしたい。宿泊料金は1部屋2人利用で確か500バーツかと。

 そこに泊まれば、夜明け直後の早朝に土管温泉に歩いて行けば、間違いなく誰もまだいない静寂な野天湯を満喫できる。まだ見ぬ早朝静寂土管温泉の貸切体験をして欲しいものです。その際には、買い物袋持参で、湯浴みの前に、まずはゴミ拾いをお願いしたいものです。

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 チェンダオでの昼食は、国道とチェンダオ洞窟への道が交わる5つ角交差点の北西角にある小屋掛けクウェッティオ屋で、素焼き土鍋に入った量の多いクウェッティオを食べています。

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posted by 新明天庵 at 02:00| Comment(0) | 北タイ温泉探検隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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