2019年03月19日

チェンマイとランプーンにある戦没者慰霊碑定期清掃・2019年3月(B)

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 ランプーンの慰霊塔の裏手から国道方面の写真

 <ランプーンの藤田松吉さん建立の慰霊碑

 ハーンドン在住でタイ生活の長いKさんの自家用車に、バーンガード慰霊碑から同乗させてもらい、ランプーンのパサーン郡の田舎にある故藤田松吉さん建立の慰霊碑に向かう。Kさんとは、サンパトーンスポーツ学校での野球の試合でご縁があって、定期清掃時には今回も同乗させて頂いた。・・・

 年に3回だけとはいえ、この慰霊碑清掃に必ずと言っていいほど参加して下さるKさん。その理由だが、聞いていないので知らない。まあ、みなさん、様々な理由でこの定期清掃に参加しているのであろう。そうなんです、オリンピック同様に参加することに意義があるのです(本当はよくわかりませんが)。

 お昼には参加者全員でレストランにて食事をとるのだが、その時に饒舌なYさん曰く。「私はこのような会に参加するのは、本当は気が進みません。別に何もすることがないので、家に籠ってPCでインターネットを楽しめばよい気楽な毎日。何も取り立ててすることがないのならば、こんな会に参加して少しでもお役に立てば・・・と思っているだけです。深い考えなどは何もありません!」と。

 いやいやYさんは正直な人です。老人なので今さらという感じはしますが、「いろんな人と出会って見聞を広める!」ということで参加しても大いに結構。参加する中で、旧日本軍の慰霊碑清掃に関わる各人各様の考えを知るだけでも、社会勉強になります。などというような御託を並べるのは止めよう。

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 さて、12月の清掃時に日本人の誰かが慰霊碑横の木にかざした日の丸の旗。それは残っているだろうか。道路の車の車窓から、その日の丸が翻っているのが見えた。のみならず、日の丸より少し小さいが、タイの国旗も翻っているではないか(上記写真)。そう、ここはタイの国。やはり両国の国旗が立ててある方が素直にうれしいものだ。

 この慰霊碑を建立した故藤田松吉さん。戦後、前田建設が現在もあるスーパーハイウエー(国道11号線)の建設請負で、ランプーン在住の藤田さんにその仕事を手伝ってもらうなど、藤田さんと親交のあったのが澤井政夫氏。

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 クリックを2回繰り返して拡大

 その彼が、説明板など何一つもなかった慰霊碑に、昨年2018年に、藤田松吉建立の顕彰碑銘板を新しく取り付けたようである。それが、上記写真。

 昨年まで、この慰霊碑の正面の碑文のみしかなくて、ここを訪れても“誰がいつ頃どのような目的で建立したのか?”がまったく不明のまま、目立つ慰霊碑だけだ国道すぐ横にぽつんと建っていた。

 澤井氏により“顕彰碑銘板”が、慰霊塔の側面下部に据えられたことにより、今後ここに立ち寄る日本の方にも、是非とも一読してから慰霊してもらいたいものである。慰霊碑前方からは見にくい場所に“顕彰碑銘板”があるので、見落とさないように注意が必要かもしれません。

 今後は、慰霊祭実行委員会で、これまで集まった寄付金により、慰霊碑の前に説明看板を設置することになっている。その看板の完成が待ち遠しい。

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 参加者でいつもの記念写真

 そしてこれからも、この慰霊碑に1人でも多くの日本の方が訪れて、しばし、慰霊されている旧日本軍兵士の当時に想いを馳せて欲しい。

 大東亜戦争(第2次世界大戦)で、日本との同盟国だったタイにやってきた旧日本軍兵士。彼らの多くがインパール作戦に出向いて、同盟国タイに敗走しながらも、白骨街道の退却になってしまった・・・などなど。

 <チェンマイ市内ホリデーインホテル周辺に絆公園

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 2回クリックして拡大

 上記看板写真でお分かりのように、ノンホイ地区のチェンマイの私有地の一画に出来た、文字通り日本とタイを結ぶ“絆公園”。なぜかここにも、“日本のタイの友好親善の証に日本からの桜を植える”という、どうしようもない凝り固まったワンパターン思考が。

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 公園に日本からのサクラが20本くらい植えてある

 公園の完成が2017年なので、約2年経過したであろう20本くらいの日本の桜の木。設置されたスプリンクラーで水遣りは十分行われているようで、幹だけはまあまあ立派な太さに成長しているようだが、枝についている緑葉はやはり不十分のようだ。

 この日もやり過ぎるくらい水をやっているのだが、この先来年の今頃までに半数の木が生き残ったら上出来のような気がしないでもない。

 北タイでも冷涼な山岳部によく育つタイのヒマラヤ桜は、寒い冬の12月〜1月を経てから開花。開花後の3月は若葉が青々と茂っている。日本のサクラとの多少の違いがあるかもしれないが、やはりチェンマイの3月でも桜は青葉を茂らせている時期であろう。

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 初めてこの公園を見物したが、フィットネスの野外器具が多く置かれており、周辺住民の方が朝夕にやってきて利用しているとのこと。また、公園の池のほとりの休息東屋では、近くのモンフォート学校の男女生徒が応援の練習をしていた(上記写真)。

 この公園は地元住民の憩いの場として、軽い運動の場として大いに役に立っている。そうだ、「この公園に慰霊碑を建てさせてもらえたら・・・」と考えるのは私だけだろうか。{続く}

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posted by 新明天庵 at 03:00| Comment(0) | ロングステイ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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