2019年02月11日

タイの下院総選挙・定数500人に過去最多の1万3921人が立候補!

 単純計算ですが競争率約28倍とは驚異的です。3月24日の投票日に向けて、選挙戦の幕は切って落とされた。チェンマイ田舎では、タクシン派の候補者の立て看板だけが国道沿道にパラパラと目に入るだけ。たまにアピシット(首相候補)党首の民主党の立て看板があるかな。でも、弱小政党や泡沫政党の立候補者立て看板など1枚も見当たりません。以下に関連記事。・・・

  <タイ下院選始動、軍政とタクシン派激突
 軍事政権下のタイで8年ぶりに行われる議会下院(定数500)総選挙(3月24日投票)の立候補受付が8日に終了した。過去最多の81党、1万3921人が小選挙区350、比例代表150の議席を争う。
 タクシン元首相派対反タクシン派という構図は今回も変わらず、選挙後も不安定な状況が続く見通しだ。

 主要政党が選挙委員会に提出した首相候補(最大3人)は軍政派のパランプラチャーラット党がプラユット・ジャンオーチャー首相(元陸軍司令官、64)、軍政と対立するタクシン派のプアタイ党がスダーラット・ケユラパン元保健相(57)、チャチャート・シティパン元運輸相(52)、チャイカセーム・ニティシリ元法相・元検察庁長官(70)の3人、保守中道の民主党がアピシット・ウェーチャチーワ党首(元首相、54)、軍との対決姿勢を鮮明にしている新党、新しい未来党が自動車部品大手タイ・サミット・グループ創業者一族のタナートン・ジュンルンルアンキット党首(40)。

 故プミポン前国王の長女でワチラロンコン国王(66)の姉のウボンラット王女(67)を党の首相候補として届け出たタクシン派のタイラクサーチャート党は8日、前日夜に国王がウボンラット王女の政治関与を禁じたことを受け、党の首相候補名簿を取り下げると発表した。

 タイ国立開発行政研究院(NIDA)が1月2―15日に18歳以上のタイ人を対象に実施した世論調査(回答者2500人)で、各党の支持率はプアタイ党32.7%、パランプラチャーラット党24.2%、民主党14.9%、新しい未来党11%だった。

 軍政が作成し2017年に施行した新憲法の規定で、軍政が議員を事実上選任する議会上院(定数250)が議会下院とともに首相指名選挙で投票するため、軍政派は下院で130―140議席を確保すれば政権を維持できる。一方、プアタイ党など軍政と対立する勢力は下院で過半数を大きく上回る勝利を納め、民意を盾に上院に圧力をかけたいところだ。

 ただ、政党支持率からみると、どちらのシナリオも微妙な情勢だ。そうなると、カギを握るのは民主党、アピシット党首とみられる。アピシット党首自身は軍政に批判的な発言が目立つが、民主党とパランプラチャーラット党は支持層が重なる部分が多い。また、民主党とタクシン派政党は長年ライバル関係にあり、両党が手を組むのは非常に困難とみられている。

 タイではタクシン政権(2001―2006年)以来、東北部と北部の住民、バンコクの中低所得者層の支持を集めるタクシン派と、伝統的な富裕層、南部住民とバンコクの中間層を中心とする反タクシン派の抗争が続き、政治・社会が混乱している。反タクシン派が重視する伝統的な階級・民族秩序に東北部・北部の住民と低所得者層が挑戦する形で、タクシン派が選挙で勝ち続ける一方、反タクシン派は軍と司法、デモを駆使してタクシン派政権をひっくり返し、事態が収拾するめどは立っていない。

 現在の軍政はタクシン派政権を倒した2014年の軍事クーデターで発足した。クーデターの引き金は民主党支持者による大規模な反政府デモだった。{《newsclip》2019年2月10日(日) 22時07分(タイ時間)配信を一部転載}


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posted by 新明天庵 at 04:00| Comment(1) | 気になる話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どんな選挙戦が展開してその結果どんな政権が誕生するかは興味がありますが、我々外人ロングステイヤーが住み易い政権なら誰でもいいさ、と言うのが本音ではないですか(笑)。
Posted by 菅 久雄 at 2019年02月11日 13:13
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