2018年11月05日

人気沸騰!チャイプラカーンの日本テーマパークのヒノキランド(Hinoki Land)・その1

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 10月4日にソフトオープンの立て看板

 チェンマイに住んでいて、周囲に親しいタイ人がおれば、「チャイプラカーンに出来た“日本”を知っているか?」と、必ず聞かれる今年の10月である。何やら日本の鳥居や寺社が出来ていて、連日凄い人出だそうだ。・・・

 物知り顔のタイ人に言われるまでもなく、今年の5月にチャイプラカーン郡を通りファーン郡の露天風呂温泉(ココを参照)に一泊旅行した際に、チャイプラカーン郡の国道107号線沿いに、場違いもいい所で、どでかい赤い鳥居が造成中の空き地にぽつんと立っていたのを目撃していた。

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 九十九折れの難所峠道を降りると、
 忽然と国道脇に大きな鳥居が出現!

 その時は、「チャイプラカーンの遠い不便な郡に、日本人向けのロングステイ村を作るらしいが・・・」と、タイ人から耳にしていた。実は、それは「日本の伝統の寺社を中心とした、日本のテーマパーク」だと、最近になって知った。

 10月は私の家族は日本の福井の故郷に一時帰国中。だが、福井にいても、LINEやフェイスブック、メッセンジャーなどで、チェンマイの友人・知人と毎日のように連絡を取り合う、私の連れ合いと娘。

 そして、連れ合いは友人からの情報として、「我が田舎庵の国道107号だが、土日や祝日には、“チャイプラカーンの日本”見学に行き交う車で、チェンダオの検問所では長い渋滞になっているようだ!」と、いささか興奮して私に伝えてくる。あの巨大な鳥居が立っていた場所に、長い渋滞ができるほど人が押し寄せているとは・・・ちょっと信じられない。

 これまでなかったような車の長い渋滞に陥るなんて、よほど多くの人が“チャイプラカーンの日本”に押し寄せて来ているからであろう。日本の一時滞在の終わり頃に、そんなことを知ったのだが、だからといって、チェンマイに戻ったら行きたいなどとは思わなかった。

 ところが、10月24日夜に帰国してから、インターネットで地元新聞記事や、チェンマイ在住日本人のブログをチェックすると、なんだかかなり規模の大きい日本の寺社を配置した“日本のテーマパーク”と判明。

 長崎にあるオランダの町のテーマパーク・ハウステンボスが脳裏をよぎった。だが、チェンマイの田舎の郡に知らぬ間に出来たのだから、あくまで田舎のテーマパークと割り切った方がよさそうだ。

 3週間余りの日本滞在では、レンタカーとママチャリの毎日。庵に戻って来たら、日本とは比較にならぬほど暖かく晴天。その青い空を見上げると、久しぶりに好きなバイクツーリングに出掛けたくてうずうずしてきた。

 そこで、庵から片道60キロ余り先にある、噂のヒノキランドに日帰りツーリングに出かけることに。そして何よりも、話題のヒノキランドは、10月末まではソフトオープンということで入園料は無料。11月からの本格オープンでは、大人200バーツ以上の入園料を取るらしいとの噂。これならば、無料のうちに出掛けておいて、今後私の周囲から出るであろうヒノキランドの話題に、「もう見て来たよ!」と指導権を取れるというもの。(そんなん取ってどうするのよ?)

 思い立ったが吉日。10月25日(木曜)の好天の午前中に、愛車ホンダカブバイクで庵を出て、国道107号線をひたすら北に向けて走る。

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 ヒノキランド前の大きな駐車場

 ここでヒノキ(檜、桧)であるが、日本では“木をこ擦り合わせて火を起こした固い木”に利用されたことから「火の木」と呼ばれ、そこからヒノキの名前になったという説が有力。

 そして、樹木から採取される精油成分の「ヒノキチオール」がヒノキから抽出されるとされていたが、これはタイワンヒノキから分離されたのが最初のようだ。国産のヒノキの含有量が少なかったためで、木曽産のヒノキからも発見されているが、日本ではヒバから得るのが一般的とのこと。

 ここでそのヒノキであるが、熱帯のタイでは見られない珍しい樹木。だが、そのヒノキの良い香りの精油成分に注目したタイ人実業家が現われる。そして、十数年前に、チャイプラカーンの町外れに、ヒノキをふんだんに使った大邸宅を建てて、「バーン・ヒノキ(ヒノキの家)」として観光客を呼び込むことに。

 そこにはすでに数回以上は立ち寄っているが、最初は閑古鳥が鳴いている散々な状態。でも、数年前に立ち寄った時には、ツアー会社のワンボックスワゴンが入れ代わり立ち代わりやってくる大人気。ヒノキ造りの家になんでこんなに見物客が集まるのか、全く不可解だった。

 そこのオーナーが日本のテーマパーク・ヒノキランドをオープンさせたということであろう。膨大な量のヒノキ材であるが、日本ではなく台湾などから輸入したのではなかろうか。高いけれども、やはり日本からかな?(ご存じの方がいたら教えてください教えてください)

 最初に建てた“ヒノキの家”だが、ヒノキの大邸宅の敷地の中で、いわゆるヒノキの様々な効果がある精油成分を活用した、ベッドのマット、各種枕、化粧品、ハーブ製品、日用品などを製造販売するのが目的だった。

 今回の“日本がテーマパーク”のヒノキランド。まず、広大な敷地に日本の寺社をヒノキで建てて人を呼び込み、テーマパーク内で、ヒノキ関連、日本関連の物品を販売して利益を出そうとする商魂に違いない。{続く}

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posted by 新明天庵 at 17:00| Comment(3) | チェンマイ観光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヒノキは日本建築の建材の粋であり、おの大半は国有林として厳重に管理されています。単価も高く流通量も希少なので、輸入の台湾ヒノキが多用されます。昔から豪華な邸宅の代名詞に「ヒノキ御殿」と言う言葉があります。
Posted by 菅 久雄 at 2018年11月06日 08:58
このテーマパークの開発にはしっかりした日本人や団体の監修がなされているのでしょうか? 間違った知識や印象を与える様様になっては困ります。
Posted by 菅 久雄 at 2018年11月06日 09:11
ラオスヒノキ検索で材質は粗方分かります。
この業者は八年前には既に大掛かりなエキス抽出機械を導入してましたね。
エキスだけでなくヒノキチップで枕やマットを販売していました。
詳しくは知りませんが、ラオスヒノキの匂いが薄いので(もしくは無香?)、台湾ヒノキのエキスを染み込ませてるのかもしれませんね。
ラオスチークで住宅を建てないか?とか、日本へヒノキ風呂を輸出しないか?と持ち掛けられた記憶があります。
Posted by なんだかな〜 at 2018年11月07日 11:58
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