2018年09月03日

チェンマイ・スポーツ学校の野球部と応援日本人合同の練習試合・その2

 <野球助っ人若手日本人は凄い!やっぱり高齢者では無理だわな!

20180903baseballD.jpg

 生徒達との練習試合の相手をするには、チェマイ在住で野球ができる“活きのいい若手日本人”が1チームとなる最低9人必要。その数の日本人候補がなかなか集まらない・・・ようなことを、指導のKさんから聞いていた。・・・

 そこで、迷惑を顧みず(ホンマや!)、人数合わせになるならと、日曜の朝の8時過ぎに、サンパトーン郡のスポーツ学校に、“いざ鎌倉!”とばかりに、馬でなくバイクで馳せ参じた。

 心配された雨の心配もなく、雨季の晴れ間に恵まれたのはよかった。だが、それにしても、庵田舎からバイクで1時間半以上かかるのは、ちょっとうんざりしないでもない。

 この中高一貫の国立の体育学校だが、先にJICAのKさんに学校案内をしてもらっているので、親しみやすくなっている。ここは全寮制なので、日曜日でも学校内に生徒の姿は多いようだ。

 北タイで初めてとなる中高一貫の国立の体育学校。その威勢の良い校名とは裏腹に、野球グランドの貧弱さには呆れてしまう。

 日本人なら誰しも、「こんな狭い野球グランドなど・・・冗談でしょう?」と驚いてしまう。そのグランドは広い校内の奥の方に追いやられている。正門を入って、バイクで野球グランドに向かうのだが、寮の建物の周りなどに異様にキャンプ用テントや網だけの蚊除け簡易テント(?)が多く張られている。

 どこか他の学校の生徒が試合にやってきて、校内でテント泊しているのだろう。と思いきや、ここの指導先生のKさんによれば、「インフルエンザが流行っていて、他生徒への感染を防ぐために、感染生徒は寮から追い出されて、建物外のテントで寝泊まりさせられているんですよ!」と、笑いながら言う。

 「それだけではないんですよ。インフルエンザでない寮生徒にも、面白いからと、寮でなくテントで寝泊まりする生徒が出てきているんですよ!」と、呆れ顔で、続けて語るKさん。地元新聞では、チェンマイの学校によってはインフルエンザが流行していて、学級閉鎖も出ていると伝えていたのだが、なるほどと納得。

 それにしても、日本の学校のPTAの保護者がこの林立するテントの様子見たら、「生徒を虐待している」などと、即NHKや大手新聞に通報すること間違いなしですわ。

 いろんな場所よりも、わりと規律が守られるタイの学校でさえ、このように“変なこと、可笑しなこと”が、次々起こるようです。突っ込みどころが無尽蔵のタイの中高校ですわ。野球がゼロの北タイに来て、この学校で野球の指導を始めたKさん。

 予定調和的にレールの上を走るような、面白みの少ない教師生活の毎日になるであろう日本の学校。それとはまったく逆ともいえる、毎日何が起こっても可笑しくないスリリングな、タイの教師生活に違いない。

 そして、それに対して、怒るよりも、“突っ込みどころが豊富だ!”と、1歩下がって斜めから見て楽しむことを覚えた方が、毎日が楽しい学校生活になろう。たぶん、若きKさんは、それをすでにマスターしているように思える。

 さて、本日のメインイベントの生徒との親善練習試合。グランドでユニフォームを着て先に投球練習をしている生徒達だが、数えてみると9人ポッキリ。この前に聞いた時には、野球専攻は20数人いるとのことだったので、これじゃあまりに少なすぎる。

 でも、「残念ながら、多くの部員はインフルエンザでマスクして、テントで隔離生活。今日は出られません」と、すまなそうに語るKさん。そこで、本日の試合は、生徒と日本人を同じように半分ずつに分かれて、AとBチームでの7回までの試合となった。

 ところで、応援に駆けつけてくれた日本の方だが、ランプーン県の工業団地にある日系企業で働いている若い方と、別なところで働いている若い方など、なんと10人以上も集っているではないか。つまり、野球など無理な高齢者は必要ないことがすぐにわかる。

 もっとも、審判経験の高齢者2人、私とここのグランド整備などに応援してくれているAさんの2人は、1塁や3塁の線審や守備交代要員として使って頂き、何とかお役に立てたようだ。(自己満足かも?)

 応援に来た若い方々(年配の方も1人いた?)ですが、皆さん走攻守にわたって、野球が上手なのには脱帽。特に、チェンマイ・ソフトボールクラブから出向(?)のまだ若いNさん、それに以前クラブにいた牛若丸のNさんは、セミプロ(?)並みの野球選手に思えてならない。

 今後も、JICA野球指導員のKさんから、人的支援、用具支援などの要請があったら、各人や各団体で、出来る範囲での支援や応援をやって頂きたいものです。(問い合わせがあったら、まずは私にお願いできますか?)

 チェンマイ県だけで、総領事館に在留届を出している日本人が3千人程度いるそうだ。その数なので、スポーツだけで見ても、いろんなスポーツ選手やスポーツ愛好家がいるものだと、あらためて感心した。その自分のスポーツ経験を、タイ人や同じ日本人にお役に立てたら、そんな素晴らしいことはないと思います。

20180903baseballB.jpg
 ソフトボールと違い塁間の遠いこと
 これじゃ高齢者は走るのは無理かと?

 雨季の晴れ間の好天のもと、チェンマイの学校で、野球を始めた中学生と一緒に、ホンマモンの野球の試合を一緒に楽しめるなんて、予想もしていなかっただけに大変良かった。このような応援が、北タイで初めて野球を始めた生徒達に、少しばかりの励みにでもなってくれたら、それこそ嬉しいものである。

 澄んだ青空も顔を出す良い天気に恵まれて、慣れぬというより何も知らないでの3塁の塁審に立つ。横には中学3年の選手が守備についている。

20180903baseballC.jpg

 「そうなんだよな・・・君は・・・かつての私の少年の頃のように、巨人にあこがれた少年野球選手なんだよね。うまい下手はあっても、白球を夢中で追い掛けていたよな・・・。それが楽しかったよな・・・」

 すぐ横に守っている中学3年のタイの野球少年に、昔の野球少年の自分を懐かしく重ねてしまった。そして少年の後ろ姿に、「出来る限り応援してあげるから、野球がうまくなるように頑張れよな!」と、胸の内で呟いた。

20180903baseballE.jpg
 最後のグランド整備は皆で協力して!

「にほんブログ村」のタイ情報にリンク開始しました。上位に顔を出せるようにワンクリックをお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ

posted by 新明天庵 at 07:00| Comment(0) | チェンマイ・ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。