2018年07月07日

生まれ変わったチェンマイの新ドイサケット温泉(その2)

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 左側が家族風呂棟と大浴場棟

 せっかく温泉に来たのであるから、もちろんひと風呂浴びることに。4人が一緒に入れるとなると、大人1人、30分50バーツの銭湯風の大浴室しかない。・・・

 先に案内してくれた受付のお姉さんに、1人50バーツで4人分200バーツを払う。すると、彼女は、机の上のノートを開いて、ボールペンで記帳。入浴券などはまだありません。そして、わざわざ大浴室まで案内してくれるではないか。

 ところが、問題が出てきた。先客のタイの人たちが入浴していると、日本人には物足りない“ぬるいお湯”になっているに違いない。

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 湯はやはり生温いです!

 実際に、現地のおじちゃんやおばちゃんが、「一緒に入りましょう!」と声を掛けてくれるなか、湯船にれの先を入れてみると、案の定“ぬるま湯”(上記写真)であった。

 でも、温泉施設巡りをした後には、温泉探検隊の日ごろの行いが良かったのであろう(?)、上手い具合に、先客のタイ人グループが、30分の制限時間になったのであろう、皆さん浴室から出て、その姿がない。
 
 つまり、我々4人の貸切というラッキーに恵まれる。これも、ソフトオープンして間もない時の平日にやってきたからこそであろう。でも、訪れるタイの人たちは、もともと温泉に浸かる習慣がないので、案外、この大浴室は空いている場合が多いのかもしれない。

 むしろ、この新温泉の大浴室に湯浴みに来ると、日本語やハングル語が飛び交っていて、「こんにちは!日本の方ですよね!」と声を掛け合うのが普通になるような気がする。

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 なぜか入口ドアーもなく、外から見え見えの着替え室。荷物入れのロッカーも新品なのは嬉しい(上記写真)。だが、ロッカーの鍵が2つビニール袋入りのままでつけてある。スペアキーの1つは事務所なりで保管すべきであるが、さすがにタイの人で、そんなと細かいころまで気が付かないようだ。

 そして着替え室には、理解に苦しむのだが、新品のクローゼット家具や鏡台まで置いてある。まあ、ここは“マイペンライ(気にしない)のタイ”なので、見て見ぬふりをしないと、あれやこれやと文句ばかりが次々に出て来て、血圧が上がりっぱなしに。でも、面白い突っ込みどころが満載のこの新温泉ですわ。

 「Aさん、着替える前に、今は誰もいない大小の2つの湯船の赤い熱い温泉湯の蛇口を全開にして、お湯を早く熱くしようや!」
 
 我々4人だけの貸切になっているという、またとないチャンス(たぶん)を最大限生かさないといけない。熱い温泉湯だけを湯船に注いでいると、その効果が小さな湯船からあらわれ始めてくる。

 「やっぱり、日本人に合った熱めの温泉が気持ちエエわな! ここまで熱くすれば、悪いのだが、これからここに入りに来るタイの人は・・・熱過ぎて入るのを諦めるでしょう!」

 熱い温泉湯を入れたままにしていると、大小の湯船が満杯になりオーバーフロー状態に。やはり、オーバーフロー状態の湯船に浸かるのは格別ですね。

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 何で作るの?邪魔な竹柵

 コの字型の壁に囲まれた大浴室なので、入り口と反対側は、牛が草を食む長閑な田園光景が広がる。でも、目隠し用の竹の塀が折角の田園光景を遮っている。(上記写真)

 タイでの大浴室など湯浴みする場合には、日本のように丸裸には絶対にならない。男女とも半パンや胸まで隠す長い腰をまとわなければならない。ちなみにこの温泉では、男女とも湯浴み用半パンや腰巻を貸してくれるとのこと。

 ということは、大浴室でも露天風呂でも外から見られても何の不都合もないはずだ。にもかかわらず、ここの大浴室には、目隠しの竹柵があって、眺めの良い田園風景を遮っている。こんな不細工な竹柵を作った設計者の顔を見て見たいものだ。

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 セラドン焼の甕と考えていますが?

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 知られざる“セラドン焼大甕(おおかめ)温泉”

 ここの新温泉に早く来たかった本当の理由は、他の温泉にはない、初めてお目にかかる“セラドン焼大壺湯船”というか“セラドン焼大甕(おおかめ)湯船”に浸かりたいからである。(上記写真)

 もっとも、その大きな甕(かめ)がすべて“ヒスイのような濃いめのグリーン色”なので、勝手にセラドン焼と形容しているにすぎませんが、本当はどうなんでしょうかね?

 チェンダオの土管温泉ならぬ、ドイサケットの“セラドン焼大甕(おおかめ)温泉”として、今後は脚光を浴びて人気急上昇間違いなし。温泉探検隊としては、この斬新な湯船に、誰よりも早く浸かってみる責務(?)がある。

 大甕の多くはなぜか少し濁った水がたまっているので、空っぽの大甕に温泉湯と水の2つの蛇口を全開にしてお湯を貯める。蛇口が小さいので、結構時間がかかるのが難点。

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 「どうですか?浸かり心地は?」

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 浸かった甕の中から”こんにちわ!”

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 浸かった甕の中から空を眺める!

 さて、甕に適温のお湯が溜まり、いざ入浴。でも、甕の横に階段があるわけではないので、足や腰を甕の中に入れるのにちょっと難儀する。それでも、大きな甕の中にドボンと全身を沈めると、「深すぎて、甕の口からは見上げる空しか見えないぞ!」となる。

 澄み切った青空と白い雲だけを無心で眺めながらの湯浴み。“瞑想!大甕(おおかめ)温泉”と名付けることにした。

 ところがである。大浴室掃除のおばちゃんがやってきて、「あんた!そこに浸かったら駄目よ!早く出なさい!」、「そこは掛け湯するだけで、浸かっては駄目!」と、きつく叱ってくるではないか。

 予期せぬ展開にびっくり。「相手の思う壺」にはなりたくはなかったが、おばちゃんの注意に従って、渋々大甕湯船から出ることに。出る時に、深い甕なので、なかなかスムーズに出られないとわかる。

 大甕湯船から出て、仕方なく大浴室の大きな湯船に浸かり直す。「あの大甕湯船が掛け湯のために作ったなんて・・・どう考えても嘘だよな! だって、掛け湯のために、あんな大きな甕をたくさん並べるなど、不便でまったく変だ!」

 とはいっても、湯船として利用するには、大甕湯船の出入りは、女や子供、老人は不便極まりなく、かつ、危険であることがわかった。つまり、横に並べた大甕湯船は、いったい何に使えばよいのか。大いに頭を悩ませる謎となった。

 こんなことで真面目に悩むのは温泉探検隊だけで十分。ここに来るであろう日本の温泉好きの皆さん、その大甕の中に入って浸かりたい気持ちはわかりますが、止めて下さいね。係のおばちゃんに、「なんで日本人は言うことをきかないのか?」などと怒られますよ。(あんたら探検隊のセイだろうが!)

 北タイ北部の多くの温泉を知っている温泉探検隊としては、大甕の外側も内側も、階段まではいかずとも足踏み場を設けて、大甕の出入りを便利にして、やはり湯船として利用すべきであろう。

 そのキャッチコピーは、「死んだときに入る大甕棺の疑似体験もできる、“セラドン焼大甕(おおかめ)湯船”で空を眺める瞑想温泉!」と。(長すぎるぞ!)

 なんだかんだで、40分以上大浴室を貸し切っていたら、さすがに掃除のおばちゃんが来て、「もう時間よ!」と、あがるように催促してきた。20バーツチップを握らせて、もっと時間を延ばす作戦も出たのだが、それはまたの機会に。

 ドアーのない風通し抜群の着替え室で、温泉で火照った身体をクールダウン。何か冷たい物を飲みに、温泉敷地横の空き地にある小屋掛け食堂へ。公園敷地内には、まだ、以前のようなフードコートは出来ていないので。

 ちなみにここの小屋掛け食堂ですが、ここしか食堂がないので、温泉を訪れた人で賑わっています。でも、料理のメニューを見ると1皿30〜40バーツで大衆食堂並みに安い。食べてないので、味の方はどうなのかわかりませんが。冷えたビールも安いです。

 温泉探検隊としては、正式オープンする前に、もう1度ここの温泉にきたいものだ。その時は、テント持参でここにテントを張って一泊。夜空の星を眺めての入浴と朝湯を存分に楽しみたいものだ。{続く}

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posted by 新明天庵 at 11:00| Comment(1) | 北タイ温泉探検隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も6月にのぞいて見ました。タイ人7−8人が酒を飲んで酔っ払っていて、その酔っ払いが言うには次の月曜日からオープンだよと言うことでしたが、いまいち信用できずその後行っていませんでした。
個人用の風呂がなくなって寂しいです。
いつも風呂に入って食堂でタケノコ料理をつまみながら一杯、その後マッサージというのがコースだったのですが。
今度家族風呂試して見ます。
Posted by 西塚泰信 at 2018年07月08日 12:57
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