2018年05月10日

タイ軍政、総選挙にらみ地方政治家詣か?

 プラユット・ジャンオーチャー首相と政権の主要閣僚は7、8日、東北地方のブリラム県とスリン県を視察したようです。以下に関連記事。・・・

  <タイ軍政、総選挙にらみ地方政治家詣で 改革逆行で支持層離反も
 プラユット・ジャンオーチャー首相(元タイ陸軍司令官、64)とタイ軍事政権の主要閣僚は7、8日、東北地方のブリラム県とスリン県を視察し、8日にブリラムで閣議を開いた。
 「視察」の実際の目的は、ブリラムに強い影響力を持つネーウィン・チッチョープ氏(59)と同氏が事実上の党首であるプームジャイタイ党の支持獲得とみられる。ただ、政界の寝業師として知られるネーウィン氏が首相支持の言質を与えたかどうかは不明だ。プームジャイタイ党は2011年の議会下院総選挙で500議席中34議席を獲得し、タクシン元首相派のプアタイ党、反タクシン派の民主党に続く第3党となっている。
 首相は7日、タイの強豪プロサッカーチーム、ブリラム・ユナイテッドの本拠地であるサンダー・キャッスル・スタジアムを訪れ、約3万人の聴衆を前に演説。その後、県内のサーキット、チャーン・インターナショナル・サーキットを大型バイクで疾走した。ブリラム・ユナイテッドとチャーン・インターナショナル・サーキットはいずれもネーウィン氏がオーナー。

 ネーウィン氏とプームジャイタイ党の党首で地場ゼネコン(総合建設会社)大手シノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクションの事実上のオーナーであるアヌティン・チャーンウィーラクーン氏(51)は7日の首相視察に同行した。いずれもブリラムでの首相の歓迎に政治的な意図はないと主張した。

 プラユット首相は2014年の軍事クーデターでプアタイ政権を倒して以来、政治家を汚職の象徴として批判してきた。しかし、ここへ来て、2019年の実施を掲げる議会下院(定数500)総選挙後も政権を維持する意欲を示し、地方の有力政治閥の支持取りつけに動き始めている。今年4月には、タイ東部に強い影響力を持つソムチャーイ・クンプルーム氏(80)の長男のソンタヤー元観光スポーツ相(54)を首相顧問に、3男のイティポン元パタヤ市長(44)を観光スポーツ相補佐に任命した。

 軍政が作成し昨年施行した新憲法の規定で、議会上院(定数250)の議員は軍政が選任するため、軍政は下院選後も上院を通じて国会の3分の1を自動的に抑える。ただ、政権を維持するには下院で130―140議席確保する必要があり、軍政は今後、プアタイ、民主という2大政党の派閥の切り崩し、中小政党の取り込みを本格化するとみられる

 一方、こうした動きは、既存の利権政治脱却、汚職追放といった軍政が掲げるスローガンと逆行し、軍政に政治改革を期待した層の離反を招く恐れが指摘されている。ソムチャーイ・クンプルーム氏は殺人、汚職で実刑判決を受け収監された。灰色政治家として知られるネーウィン氏は1990年代から自分の派閥を率いて様々な連立政権を渡り歩き、ほぼすべてのケースで最終的には連立パートナーを裏切った。(*後半は割愛){《newsclip》2018年5月9日(水) 09時40分(タイ時間)配信を転載}


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posted by 新明天庵 at 02:00| Comment(1) | 気になる話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年からモトGPが開催されるブリラムサーキット、まさかネーウィンの持ち物だとは知りませんでした(゚Д゚;)…ダミダコリャ
Posted by なんだかな〜 at 2018年05月11日 12:33
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