2018年04月16日

チェンマイ県プラーオ郡のラフー族農家が良質の梅を栽培!

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 こんな梅がチェンマイで収穫できるとは!


 3月に入るとタイの多くの地域では暑季に入る。ところが、高い山地にあるロイヤルプロジェクトでは、梅の実の収穫が始まる季節となる。

 チェンマイから国道1001号線で123キロ離れたプラーオ郡にあるのがメープーンルアン・ロイヤルプロジェクト(โครงการหลวงแม่ปูนหลวง)。ここは数多くあるロイヤルプロジェクトの中でも、最大の梅の栽培をおこなっている。ほとんどの農家が梅を栽培している。

 ここでは最初はチェンライ品種の梅を栽培したのだが、実が丸くて粒が小さかった。そこで、台湾からの梅の木を植樹して育て、粒の大きい実が収穫できるようになった。そして、現在では18農家が200ライ以上の梅園を持ち、GAPの指定を受けるまでに品質が向上した。

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 梅の木であるが、11月から12月にかけて花を咲かせ、1月から2月に実を付け始める。それから2月から4月にかけて青梅となって収穫が始まる。

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 梅の収穫だが2通りある。1つは、まだ青い梅の時に収穫する場合。もう1つは梅が少し黄色く熟した場合。いずれにせよ、メープーンルアン・ロイヤルプロジェクトでは約1000トンの入荷を受けて、同じチェンマイ県ファーン郡のロイヤルプロジェクト1の工場に送って、そこで加工する。

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 ラフー族梅農家のワニダーさん(น.ส.วณิดา ภัทรเกีรยติขจร)は梅の栽培について以下のように語る。父の世代から梅の栽培を始めたのだが、その前の祖父の世代はケシを栽培して生アヘンを採取して生計を立てていた。だが、ロイヤルプロジェクトが出来て、ケシの栽培を止めて、梅の栽培を始めるようにとの農業指導が行われた。

 ロイヤルプロジェクトが梅の植樹、育成、収穫などすべての面で支援してくれて、梅の栽培と収穫が順調に行われるようになった。

 梅は中国原産で、プラム、桃と同じ仲間。熱帯のタイであるが、メープーンルアン・ロイヤルプロジェクトのように標高700m以上では冷涼な温帯気候。従って、中国原産の梅でも栽培、収穫が可能となる。

 タイに最初に梅が持ち込まれたのは1974年。台湾からの2つの品種の梅(พันธุ์ปิงติงとพันธุ์เจนโถว)で、植えられた場所は、チェンマイ県ファーン郡にあるドイ・アンカーン王立農業試験場。そこで、北タイの山地に合うように品種改良がおこなわれ、それらの品種が梅栽培農家に普及した。

 現在では、収穫した梅の実は梅ジュース、梅の実シロップ、乾燥梅の実(บ๊วยเค็ม)、梅の塩漬けなど、各種加工されて市場に出されている。なお、3月から4月に梅を購入したいならば、チェンマイ・ロイヤルプロジェクト財団市場の053-222-631番に連絡を。

チェンマイニュース(北タイ・チェンマイの地元新聞)by チェンマイニュース(2018/04/10)


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posted by 新明天庵 at 22:00| Comment(0) | チェンマイの日本食・日本食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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