2017年06月10日

タイ・チェンマイで自動車運転免許証を取得する・その2

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 「その1」のココの続きです。まずは50問中45問以上(90%以上)正解しないと合格できない学科試験の第1回目に挑戦。・・・

 “E-exam”(ทดสอบข้อเขียนด้วยระบบ E-exam)といわれるいわゆるコンピューターでの押しボタン試験。メーテン陸運支局では7台くらいあって、7人がおよそ15分から20分交代で行うようだ。コンピューター試験は合否の採点も、あっけないほど瞬時に出る。

 彼は“意味不明、支離滅裂という滅茶苦茶な日本語問題”をネット情報で調べていたので、「まあ、5〜6回受ければ通るだろう!」と悟りの境地。

 案の定、初回は50問中34問(たぶん)しか正解せず不合格。現在は、学科受験者が多くて、1日に1回しか受験させてくれないとのこと。以前は、1日に2回まで学科試験を受けることができたので、2日通えば4回も受けることができて、たいていの日本の方は2日以内で学科を合格できていた。

 ちなみに彼のラムヤイ園の中の借家から、メーテン陸運支局まではバイクで5分余りの近さ。「学科試験に落ちても、翌日に散策がてらに30分外出したと思えばいいのですよ!」と、“何度落ちても構わない体制”の余裕の彼。

 そして2日目の2回目の試験。なんと、50問中44問というきわどい不合格。「まあ、妙な設問に“間違った答えの正解(?)”に少しは慣れてきましたが、まったくのその時の運次第ですわ!」と、自嘲気味に語る。

 私は「どうですか?メーテンで学科試験を受けて、落ちた最高回数の外国人を目指したら?」と、野次馬根性を発揮。

 日本の運転免許試験では、学科にしろ、実地にしろ、再試験の場合はその都度受験料(試験料)を1000円以上(たぶん)徴収されるん違いない。

 ところが、タイでは学科試験も実地試験も、何度落ちてもなんと無料で再試験してくれる。(学科試験合格後3ヶ月以内に実地試験を受けなければならないなどの一定の条件はあるのだが)。これは日本では“考えられない”というか、“思いもつかない”素晴らしい行政サービス。

 チェンマイなどにロングステイなど長期滞在している日本人には、「日本は人も文化も発展していて、タイは人も文化も劣っている」と、知ったかぶりに自慢げに吹聴している輩が少なくない。上記の、運転免許取得時の再試験無料サービスなどは、“いかに日本がタイより遅れているか!”の1つの具体例になろう。

 そして、諦めと悟りの境地に達した(たぶん)3回目の試験。なんと、「あと1問というきわどい結果に!」。といっても、50問中49問も正解しての堂々の合格。確か、チェンマイ県陸運本局では、「50問全問正解者にはナイトサファリ園の無料入場券プレゼント」があったようなことを思い出した。要は、50問全問正解などめったに出ないということらしい。

 本人も驚く合格で、その日の午後に借家の貸主の自家用車を借りて実地試験。日本の自動車の運転免許を失効させてしまっただけあって(?)、ハンドルさばきには自信満々。最後の難関のバックでの縦列駐車も、公園で少し練習。本番では、「20センチ以内にぴたりと横付けして文句なしの合格、タイ人がアッと驚いていましたよ!」と自慢げに語る彼。

 ところで、実地試験の時にふと通訳で助けてくれたのが、チェンマイ市内から実地試験にやってきた日本語ができる女性ガイド。チェンマイ市内に住んでいるのに、なぜわざわざ遠い田舎のメーテン支局に受験に来るのか?

 彼女によれば、メーヒア地区の本局での車の実地試験だが、“バック縦列駐車”などが、“E-Test(?)”などとセンサーと監視カメラを使っての“情の入らぬ冷たい試験”で、合格が難しいとのこと。だが、田舎メーテン支局ではこれまで通りのやり方で“試験に通りやすい”ので、わざわざ遠くからやって来たとのことらしい。

 ちなみに、運転免許の受験は、チェンマイ県内住民なら県内の4ヶ所の陸運局のどこででも可能となっているようです。これも日本にないような素晴らしい行政サービスかと。

 「(居住証明書500バーツ・約1800円、健康診断書50バーツ・約180円は別にすると)結局、なんと1000円ちょっと(305バーツ?)で、車の運転免許(2年間有効)を、3日間通っただけでくれるなんて、日本にいる人は信じられないでしょうね?」と、微笑みながら語る彼。

 2年後に、5年免許にしてもらうと、タイの国際運転免許証(1年有効)を発行してもらうことができる。それを持って日本に一時帰国すれば、当然だが日本で車を運転できる。それに、手続きや試験がややこしいようだが、タイの5年運転免許証を日本の運転免許証に書き換えも出来るようになっている(どなたかやってみてくださいよ)。

 今回の3回の学科試験で、これまでネットになかった注意すべき“設問と答え”を、彼がメモしてまとめてくれています。今後学科受験する日本の方に役に立ってもらえるように、近日中に「その3」としてアップしたいと考えています。

 また、情報では、観光ビザでのバイクや車の運転免許証取得は、必要書類さえそろえば可能とのことです。しかし、申し込みから試験まで3週間以上かかるのが当たり前の現状では、観光ビザで入国したら、即、必要書類を揃えて陸運局、陸運支局へ申し込む必要がありそうです。

 そして、魑魅魍魎が跋扈するような“学科試験の森”を、効率よく早めに抜けられるように、その“設問や正解”の傾向と対策をかなり勉強する必要もありそうです。{続く}

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posted by 新明天庵 at 09:00| Comment(1) | TrackBack(0) | ロングステイ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もう十年以上も前の古い話なので、参考になるかどうか・・・
私のタイ人女房は結婚して来日、タイの国際免許証で運転してました。ところが、法律が変わって外国の国際免許証は、三ヶ月以上その国に滞在していた際に発行されたものでなければ無効となりました。つまり、一年一度の10日程度の里帰り中に発行してもらったタイ国際免許証で運転中、警察に見つかったら無免許運になる訳です。
そこで、タイ免許証から日本免許証に書き換えましたが、書き換えると言うよりは新規取得するのと同程度の厳しさを経験しました。
先ず、最寄りのJAF事務所でタイ免許証を日本語に翻訳してもらい、免許センターで書き換えの手続きをします。
学科試験はタイ人女房は当然ながらタイ語を選択し、一発合格。幸先よいスタートでしたが、実技試験は不合格の連続。タイの終身免許証所持者でも歯がたちません。これは運転技術がダメ(?)なのではなく、試験官への挨拶やドアを開ける前の安全確認、試験官の合図があってからスタートする・・・ 踏切では窓ガラスを下げてから列車の音を聞く・・・ 庵主殿はさぼらず励行してますか?!
免許センターでは実技講習を有料でやってましたので、申し込みました。午前中、教官が助手席に座って一時間ほど試験コースを走りました。午後の本番でやっとこさ、合格と相成りました。
Posted by 清邁泰象 at 2017年06月10日 19:04
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