2017年05月17日

タイ・ラオス・中国の3ヶ国横断・自家用車&バスの旅日記(ラオス編3)

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 この犬が早朝マラソンで吠え立てそうな犬です!

 <国境町ファイサーイは、まだタイにいる雰囲気濃厚!

 町に自動車で乗り入れたものの夕暮れも近いので、まずは今晩の宿探し。幾つかあたったのだが、昨年の3月に仲間3人と北ラオスバイクツーリングこの町に来た時に、泊まったと同じゲストハウスに逗留することに。・・・

 ところで、北ラオスを旅すると、宿泊代、食費、ガソリン代などの旅費は、タイを旅する時より確実に高くなる。タイよりも経済発展が遅れているラオスなので、旅費が安くなると考えがちだが、逆に高くなると覚悟しておく必要があろう。

 その夜のゲストハウスの部屋代なんて、冷房・WiFi−Free付ツインで600バーツ、シングルで500バーツと、チェンマイ市内の安ホテル並みの料金に甘んじなければならなかった。

 「タイは日本より諸物価が総じて安いのに、なんでラオスはタイより高いの?」と、最初は誰しも疑問に思う。日本の千葉県より少ない人口600万人余りで、山地が70%余りを占めて、面積は日本の本州くらいの国土の、文字通り小国ラオス。

 ラオスのファイサーイの町に足を踏み入れて、雑貨屋さんなどで飲み物や食べ物の商品を眺める。ドリンク類や菓子類、袋入りラーメンなど見事に隣国タイからの輸入品ばかり。それも、タイからの輸入品なので、目の前のメコン河向こう岸のチェンコーンの町で売っているより、最低でも数バーツ高い。

 人口600万余りの小国ラオスには、タイのように自国で生産する工業もなければ、タイのように自国で売れるマーケットもないに等しいということだ。ラオスには農林水産業の第1次産業しか育たないのが宿命なのかもしれない。

 店先で売っている物はタイからの物。通用する通貨はラオス・キープよりもタイ・バーツ。通じる言葉はタイ語でも問題ない。これじゃ、ラオスに来たのに異国ラオス情緒がまったくなく、逆にタイ情緒あふれるというファイサーイの町。

 ここまで遠慮せずに暴露すると(?)、国境橋を渡ってラオス側ファイサーイの町を訪れて見よう・・・などと考える日本人はなくなるかもしれない。まあ、そうでなくても、わざわざ国境の町チェンコーンへ旅しても、国境橋を渡ってみようなどとする好奇心旺盛な日本人は少ないかと。別に気にしなくても、それで構わないのですよ。

 ところで、「北ラオスを旅すると、宿泊代、食費、ガソリン代などの旅費は、タイを旅する時より確実に高くなる」と先に述べた。これで間違いではないのだが、3食の食事以外に食べ物をまったく買わないし、ビアー・ラオしか飲まないし、土産物など余計なものは購入しないし、夜遊びもしない。

 それらの費用という点では、タイ国内旅行よりは確実に安上がりになるのもまた事実である。まあ、全体的に総合しても、「北ラオスに旅行に行くなんて、何を考えてんの?」と、冷ややかな視線で見られる。

 この冷ややかな視線をものとせず、「何もない、山の自然とメコン河だけがある北ラオスだからこそ、旅をしに行くのだ!」と、頑固になる者だけにラオスの旅は開かれている。などと、柄でもないことをの給(のたま)うのはこれまでにしよう(ホントでっしゃろな?)。

 この夜の最大イベントは、メコン河沿いの大衆レストランで、対岸のチェンコーンの街の灯りを眺めて、ビアー・ラオで祝杯をあげながら夕食をとったこと。その後、見つけた中華料理店でなかなか出てくるのに時間のかかった“スープ餃子”を食べたこと。ラオス最初の夜は、ラオス料理ではなく中華料理という、傍から見れば「??中国に入ってから食えばいいものを??」と突っ込まれそうな夕食でした。

 <早朝はラオスの托鉢と庶民の深い祈りが!

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 旅に出掛けた早朝は何をして過ごすか? できるものならば、黄色い袈裟を纏って托鉢にまわりたい。でも、そればっかりは不可能。そこで、早朝托鉢僧に少しでも見習って(どこが?)、早朝マラソンをすることに。

 もっとも、止まったその町の野良犬の様子や早朝の気分次第で、「ここで走るのは止めておこう!」と中止する場合が大半。要は、早朝マラソンなど滅多にしない(最初からそのように言いなさい)。

 一夜明けた早朝。小雨が降りそうなどんよりした曇り空。早朝マラソンだが、昨年ここに宿泊して、早朝に前の通りを走ったのだが、早起きの元気な野良犬に吠え立てられた。そのことがあるので、今回の早朝マラソンも涙をこらえて(嘘)やむなく断念。

 ちなみに、2日前のチェンコーン泊の早朝には、メコン河沿い遊歩道をマラソン(野良犬はほとんどいなくて、いても吠え立てない)。新しくいろんな情報を得て、気持ちの良い汗を流した。

 走りたくても走れないゲストハウス前の通り。眺めていたら、向こうから早朝托鉢の黄色い袈裟の僧侶の列が近づいてきている。そして、通り端では、やってくる僧侶にサイバーツ(布施)をしようと、茣蓙を敷いて正座して待ち受ける女性たち。

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 僧侶はお布施信者の前を避けての読経はなぜ?

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 そうだ、タイでの托鉢僧への布施は、裸足になってその場に腰を落として手を合わせてやるのが普通。でもラオスでは、僧侶により尊敬の念を持つようで、路面にそのまま、あるいは茣蓙を敷いて深く跪(ひざまづ)いてお布施をして祈るようだ。

 見た目だけで判断するのは早計だが、「ラオスの庶民の僧侶への信仰心の篤さ」を、垣間見たような気がした。そうだ、ラオスへ旅したら、早朝の僧侶の托鉢を毎朝のように眺めたいものである。なぜか気持ちも落ち着くというものだ。

 でも、その後は、なぜかそれが眺められなかった。なかなか思うようにいかないのが、我々の旅でもある。{続く}

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posted by 新明天庵 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラオス情報・観光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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