2017年03月18日

“チェンマイの海”のファイトンタオ池で1年半ぶりのマラソン練習

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 夕方のファイトンタオ池の様子

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 ”タレー・チェンマイ”のファイトンタオ池

 最近のチェンマイ県など各地のマラソン大会が、なんと、1ヶ月以上も前からインターネット申し込みという“物凄く不便”な方法になってきている。「おい、おい、凄く便利になってきた・・・の間違いでしょうが?」と言われても、「ほんまに!滅茶苦茶不便だよ!」とさらに語気を強めて言い返す私。・・・

 そんな泣き言をいっていてはマラソン大会にエントリーできない。これでは“ささやかなマラソン人生”(言ってみただけ)を絶たれるので、「やるっきゃない!」とノートパソコン相手にあれこれ試行錯誤。

 いざやってみると、画面にエントリー項目を打ち込みのは簡単。エントリー料の払い込みは、妻が持っているカシコイ銀行・・・じゃなくて、カシコーン銀行(訳すと農民銀行と泥臭くなるので訳さないことに??!!)口座を拝借して、ネットバンキングで瞬時に送金終了可能。送金の証拠画面を、LINEで私のスマホに転送して完全終了。

  ペンで1文字も書かずに申し込みと送金が数分もかからずにOK。「なんじゃやとて!滅茶苦茶便利やんけ!」と、内心で拍手喝采。でも、「本当にエントリーと支払できているのだろうかね?」との、一抹の不安は残る。なにせ、停電などで突如のネット切れなど、“驚くほどふつうにある”のがこの国ですからね。

 ところが、チェンマイでの日本老人が集まっての“チェンマイ走老会”(?)の仲間には、「ネットでの申し込みの画面に辿り着いても、全部タイ語ではチンプンカンプン。それに、ネットバンキングなどしてないので、送金できないよ!」と。あるいは、「ネットで申込みしようとしたら、これから1ヶ月前後先にある大会なのに、もう定員に達して締め切った・・・の画面ですよ!」などと切実に訴える仲間が出てきている。

 チェンマイなどでのマラソンシーズンは終わりかけ。でも、体調が良くて毎週のように大会に出て走ろう・・・なんて“滅多にないやる気”を出す。そこで、ネットで申込みしようとするが、「エントリーはもう締め切りました」とのお知らせが出てくる。

 がっかりである。「もう走るのは止めよう!」なんては思わないが、出られる大会が少なくなると、日頃の練習に張り合いがなくなるのは確かだ。

 そして、舞台は唐突だがファイトンタオ池にタイムスリップ。この池に向かう運河沿いの道路を少し入った右側に、洒落ていないレストランと広場がある。広場の奥に、サーラーと呼ばれる休息東屋があり、その前にバイクを停める。このサーラーで着替えて、マラソン練習をスタートするのである。

 ここは数年以上も前に、マラソン師匠のKさんと一緒にマラソン練習の第1歩を記した記念すべき場所。その後、ここでマラソン練習を1人で始めることに。しばらくして、同じ走る仲間のFさん(旧称鉄人70号)が、ほぼ毎夕ここにきてタイ人仲間と練習していることがわかる。

 そのタイ人仲間は、ここを練習場とする“チョムロム・ウイン・ファイトンタオ”、つまり「ファイトンタオ・ランニングクラブ」で、日本人のFさんも仲間に加えてもらっている。チェンマイ市内に用事のある時には、夕方前にこの練習場の立ち寄り、ひとっ走りするようにした。

 そうしているうちに、Fさんの友人だとわかったランニングクラブのタイ人たちが、私も仲間に加えてくれるようになった。クラブといっても、各自が自由な時間に来て、自由に走り出すという「皆さん、お好きなように練習しましょう!」ということ。

 それでも、走る前や走った後の顔なじみのメンバーとの雑談が楽しみ。次のマラソン大会の情報を教えてくれたり、他県のマラソン大会に一緒に行こうと誘われたりもする。そして、大会に出て、クラブのメンバーと出あうと、物凄く励みにもなる。

 マラソンを走る人はおしなべて明るく冗談が好きである。マラソンはチームプレーではなく“孤独で苦しい”タイプのスポーツ。チェンマイ在住の日本人マラソン仲間や、ファイトンタオのタイ人クラブの仲間がいるからこそ、かれこれ6年程続けて来られたのだ。

 ところが、数年もすると、チェンマイ市内に用事の帰りにファイトンタオで1人で走るのが億劫になってきた。田舎庵地区には、県最大のメーガットダム湖の堰堤(片道2キロ余り)という素晴らしい練習コースがあって、そこでの練習の方が行き帰り便利。

 また、膝に水が溜まる故障で、1年以上練習を控えめにし、大会で走るのを断念していた。その間は、ファイトンタオ池の練習場には近寄ることもまったくなかった。“走れない自分”をタイ人仲間に知られたくもないし、見られたくもなかったからだ。

 たぶん1年半以上2年近くも時間が経過してのファイトンタオ・ランニングクラブの練習場。サーラーに置いてある中古スポーツジム器具も以前はなかった。壁には盗難防止の垂れ幕が。しばし、感慨深く眺めた。

 時刻はまだ西日がきつい午後5時前。走り出そうとすると、クラブの顔見知りのがに“股キン肉マン(筋骨がすごいので)”が練習にやってきた。彼とは、最近の大会で一緒になり、いつも折り返し地点前ぐらいで、私がしっかり抜かされている。

 この広場を出発点として、1周3.5キロ程の雑木林コースがあり、サイクリングとマラソンとウオーキング専用道路。バイクや車は禁止となっている。チェンマイ市内郊外にあるスポーツ練習コースとしては、場所も環境も抜群なので、夕方近くには、広場の駐車場には多くの車やバイクで一杯になる。

 雑木林コースの途中からは、“チェンマイの海”のファイトンタオ池に出て(無料です)、池の周りの周回コースをサイクリングしたり走ったりすることもできる。マラソン初歩を教えてくれたKさんも、こんな素晴らしい練習コースは他には見当たらないと褒めていた。(その割にはここで走るKさんとはほとんど遭わないのだが)

 新鮮な気分で走り出してまもなく、周回ルートの戻りを走っている気になる2人のランナーを目撃。あちらもこちらを眺めている。「そうだ!85歳のイギリス老人のジョン!それに小柄のちょび髭タイ人おじさんだ!」。手を合わせてサワディーカップと叫んでから手を振ると、相手も手を振りかえしてきた。

 最近の大会では、まったく出会うことの亡くなった2人。心配していたが、元気に走っている姿を見て感激した。なにせ85歳のジョン老人。大会に出る頻度は少なくなったに違いないが、練習しているので、今後どこかの大会で一緒に走れそうだ。今から楽しみである。

 随分と久しぶりに走る雑木林コースと池1周のコース。池を吹き渡ってくる潤いのある涼しい風は疲れを吸い取ってくれるようだ。池の山麓河コースは、大きく傾いた太陽ですでに陰になっていて、実に走りやすい。

 なんで急にファイトンタオ練習コースに舞い戻ったのか。予定では3月25日(土)と26日(日)の2日間連続でミニマラソンを走る。2日連続で走るには、やはりそれなりの練習をしておかないと、2つとも完走できないかもしれないからだ。

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posted by 新明天庵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | チェンマイ・マラソン走ろう会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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