
絶品の田舎カオソーイ
今日の朝兼昼ごはんは、珍しく外食することに。庵からチェンマイ方面の国道107号線を数キロ。ちょうどシェルのガソリンスタンドの手前の西側に、昼前後には、店の前に路上駐車の列ができる麺屋がある。随分と前から気になっていた。その謎の麺屋を攻略してみることに。・・・
美味しいタイ食堂を見つけるコツの1つは、昼前後に店の前に車やバイクが多く路肩駐車し、店内は多くの客でテーブルが半分以上埋まっていることだ。これを頭に入れて、道すがら食堂をさがすと、結構美味しいものが食べられる。

昼前だが客の車が多く駐車している
この気になっていた店は、まさしくその条件を満たしていた。昼近くに店に入ったのだが、すでに数組の客がテーブルに陣取ってムシャムシャ食べている最中。
麺屋とばかり思っていたのだが、店内のメニューでは、なんとカオソーイもカオマンガイもあるではないか。なにせ、朝昼兼用の食事なので、麺だけでは物足りない。そこで、思い切って、定番の“鶏のカオソーイ”と“ライス”の2皿を注文。背伸びして贅沢しているようで、御先祖様にちょっぴり申し訳ない。
「どこが“思い切った”の?」との疑問にお答えしましょう。つまり、35バーツの並み(タマダー)ではなく、40バーツもの大盛り・特注(ピーセート)を注文。カオソーイの大盛りなど、チェンマイ田舎に暮らしてから十数年、いまだかって注文した覚えがないからだ。日本からの「大森屋の海苔」は何度も食べたのではあるが(?)。

店内駐留の宝くじ売りおばさん(右隅の人)
この店には、よほど客が多いのだろう。明日16日に抽選の宝くじを売るおばさんが、沖縄の米軍のように(?)特別駐留している。その割には、面倒臭いのか、空腹で体力がないのか、客への売り込みはしない。
昼近くになると人気の美味しい店には、お持ち帰りの注文が次々舞い込んでくる。店の客と持ち帰りの注文で、カオソーイがなかなかテーブルに運ばれてこない。「美味しい店は待たされるが、不味い店でも待たされる」・・・ということかも?
さて、しばらくしてテーブルに運ばれてきたカオソーイ&ライス。まず、カオソーイだが見た目が美味しそうで、鶏足骨付きもも肉が大きい。付け出しの高菜漬けとコツブシャロットにマナーオを絞ってふりかけ、その付け出しすべてをカオソーイの丼に入れてから、少しかきま混ぜてから頂く。
今回は辛さが抑えめだったので、砂の塊みたいな辛子油を少し入れて頂く。自分の辛さに調合してから食べるのだが、いやいや絶品。チェンマイ市内の老舗有名カオソーイと互角の勝負ができそうだ。ライスが10バーツなので、全部で50バーツ(170円余り)のいささか奮発した昼食でした。
この店はカオソーイが美味しい店として、リストアップしておかねばならなくなった。チェンマイ田舎庵地区のグルメも“田舎”などとは侮ってはいけませんぞ!もっとも、95%の店は侮っても一向に構わないのですが。
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