
FANG HOTSPRINGの吹き上がる温泉蒸気

2つある露天湯船の1つ
A.<走った後はともかく温泉で疲れを癒す>
1時間弱の表彰式がようやく終わり、宿泊部屋に置いてあるバックパックを取りに戻って、愛車バイクの荷台に積み込み、会場の学校を後にする。もちろん、メーテン郡の庵に戻るのだが、折角ファーン郡までやってきたので、ファーン独り旅を満喫することに。・・・
まず、向かったのはチェンマイ県で最高ランクの露天風呂があるファーン温泉公園へ。もう幾度となく訪れているので、温泉探検隊では“アウエー”でなく“ホームグラウンド”みたいなものだ。
なかなかそんな大会はないのだが、大会の会場近くや帰り道に温泉があるマラソン大会なら最高。今回は、“走った後に温泉に浸かれる”という、願ってもないマラソン大会となった。
ところが、ファーン温泉は国立公園内にあるので外国人入園料300バーツ。300バーツといえば、苦しい家計の我が庵暮らしでは、そう、万里に長城のような高い壁になる。
その300バーツといえば、我が庵田舎のクエッティオ(タイ式ラーメン)屋台でのクエッティオ丼がなんと10杯分。朝昼夜の3食をそのクエッティオで済ますとすれば、なんと3日と1食分の値段になる。
まあ、机上の計算で、3色ともクエッティオで済ますケチはいないでしょうがね(友人にはマジでやる人もいるかもね?)。言い換えるならば、無理して入園料300バーツ払ったならば、3日間3食とプラス朝食の合計10食の断食を余儀なくされるということにもなる。
タイ人が50バーツなので、外国人の入園料300バーツがべらぼうに高い・・・と、思わせるような言い回しを、“恥を忍んで”あえてやっちゃいました。そこまで説明しなくとも、たかが国立公園の入園料が、外国人だけは300バーツ(約1000円)はやはり高過ぎますよね。
このように記すと、「たかが300バーツをけちるな!日本人の恥!」とばかり、おエライ態度でケチをつけてくる方が。そんな方に限って、そんな入園料を撮るような国立公園など絶対に出掛けない“内籠り日本老人”だったりして??!!(ここまで書くと怒りのコメントがきそうかな?)
横道にそれた話を元に戻す。10数年以上も北タイ温泉探検隊を名乗っているだけあって、“正しい裏ワザ(?)”で温泉公園チェックポイントを難なくスルー。公園内のドイパーホムポック登山予約事務所に直行。タイの最高峰はドイインタノンだが、第2位がドイパーホムポックで、そこに登るには予約手続きが必要ということだ。
事務所での用事が済んで、「帰りに温泉に浸かってもいいですか?」と問うと、快くOKを出してくれた。ということで、当初予定の(?)温泉公園内の素敵な露天風呂に湯浴みに。この露天風呂だが、他の浴室ロッジ棟よりも安く(1人20バーツ)利用できるので有難い。


日本人ならば部屋の内風呂よりも露天風呂が好みというものでしょう。この日は、昼前ということもあって、露天風呂やサウナ室に人の姿がなくて、私1人の貸切状態。湯船で仰向けになり、見上げる空は透き通った青色、降り注いでくる冬の太陽光線は暖かく眩しい。
今回は試しにサウナ室に入るが、硫黄の臭いの温泉蒸気に包まれると、なんだか薬草サウナに入っているようないい気分になれるではないか。サウナで汗を流した後、水シャワーを浴びると気分爽快。これからは、ここにきたら10バーツのサウナも必ず利用しよう。

サウナ室は”ホーンオップアイレー”と呼ぶ?
1人なので時間も気にせず、ゆうに1時間以上露天風呂やサウナを楽しむ。マラソンの足の疲れもすっかり引いてしまったような気分になる。昼になり、お腹が空いてきたので、外で昼食をとるために、温泉を後にする。
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タイ人は無料、ファランはもっと高くても良い。私は国立公園など興味はないから行かないけれど行きたがる多くの人の為。
おっとレジェジェンドの振りをしちゃーいけませんね。
正直、高すぎて行く気になりません。
最近気付いたのですが、この外人値段はぼったくりの貧困マインドからのものだけではありませんね。
タイ人に対しては「ほれ、コンタイチュアイガンやど、お前ら優遇されてるんや!」的な、自腹を切らずに感謝させるテクニックに感じてきました(笑)