2013年03月23日

ドキュメント「温泉の恵みで生徒や村人に笑顔を!」・その9

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   生徒らによる川砂のバケツリレー作業       難航する土管設置穴掘り作業

 <土管置場の下に予想外の岩が!>

 山間部で夜は冷えるだろうと寝袋持参できたのだが、意外にも寒くもなく寝られた。とはいえ、さすがに朝方はひんやり冷たい空気に包まれる。寮の生徒たちの中には、炊事や掃除当番があるのか、早起きする生徒もいる。宿泊した3階の教室廊下から、朝の運動場を眺める。すると、当番なのであろう、女生徒2人がゴミ箱を持って、グランド周囲のゴミ拾いをしているではないか・・・

 そのゴミ拾いにしきりに感心する私に対して、先発隊で一緒に来たAさんは、「ゴミ拾いをする前に、ゴミ拾いをしなくてすむように、ゴミをしないようにすべきだ!」と。なるほどであるが、ゴミが多く落ちていて当たり前の学校が大半の中で(そうとは思いませんか?)、朝にゴミ拾いをするだけでもヨシとすべきであろう。

 朝食までの時間を利用して、村の散策を兼ねて1時間ほどマラソン練習。この村だが、学校のあるメートー村からさらに奥に2つの村がある。奥の1つの村まで走って来て引き返してきた。というのも、1番奥の村までは片道8キロ余りあると聞いて、往復したら16キロになる計算なので止めざるを得なかった。

 どこか知らない町や村に宿泊する時には、なるたけ早朝マラソン練習を楽しむことにしている。オーちゃんとそのお姉さんの先生も、我々と同じように学校に宿泊してくれて、朝食の準備までしてくれた。ボランティアにやってきたのに、逆に食事ボランティアの世話になるという妙な事になってしまった。

 食後には、ぼちぼちと作業開始。作業をしていると、村人が1人、また1人とやってきて、入れ代わりで作業を手伝ってくれる。配管作業を終えて、メイン工事の3段積となる湯船土管設置にとりかかる。1段目の基礎土管はほぼ土の中に埋めないといけないので、30センチほど深く掘る必要がある。

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    ようやく土管設置作業を終える          土管周囲のレンガ敷き作業

 ところが、底に大きな岩があることがわかり、湯船土管の設置場所を変えることに。だが、そこでも大きな岩がある事が分かり、その岩を避けて土管を設置することに。土管を埋めるのにかなり手間取る。貯水槽の中の温泉吹き出し口を土管蓋で塞ぐのにも、貯水槽の排出管付近の水漏れにも大いに手間取る。

 昼前に、自動車に4人乗っての、集いの会の温泉ボランティア見学ツアーが到着。失礼ではあるが“戦力外御一行”として、作業をせずに見守ってもらうことに。だが、そのうちのSさんとWさんは、水や泥にまみれて一生懸命手伝ってくれるではないか。これには、村の人も心を動かされたのか、手伝う村の女衆も数人やってきて、一生懸命手伝ってくれるではないか。

 なんとか土管3段の湯船を設置し終えて、次はその横に土管1段の洗濯湯船の設置へ。洗濯湯船は、小さな子供たち用の湯船にも利用することに。何とか2基の土管湯船を設置し終えて、次は湯船周りにレンガを並べて囲むことに。なにせ1200個のレンガ。この作業も結構時間がかかる。

 帰りが遅くなるといけないので、集いの会の温泉ボランティア見学ツアー御一行は午後4時頃にチェンマイ市内に向けて出発。先発隊の4人は、貯水槽の水位が予定通り上がるのを待つことに。設計施工、かつ現場監督のN世話人が、「ちゃんと設計通りにお湯が出るのを確認しないと帰れない」と強調する。

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   チェンダオ土管温泉より素敵な温泉に!

 洗濯漕土管に向けたパイプからお湯が出始めた。多分これで大丈夫と判断して、先発隊はようやく引き上げることに。それにしても、見栄えも立派な土管温泉場の誕生。メートー村の温泉なので、名実とも“名湯(メートー)温泉”の誕生である。最後に、村人、先生、生徒らと新温泉で記念写真を撮った(上記写真)。みんなが手伝ってみんなで作り上げた手作り土管温泉の誕生で、メートー村の歴史の1ページとして後世に残るであろう(そうありたいものです)。

 敷き詰めたレンガの下の砂地には地下から温泉が湧いていることもあり、今後は不都合な点が出てくる可能性が高い。そこで、今回を第一期工事として、今後出てくる不都合を修復するのを第二期工事としてやり抜く予定。土管温泉場を長く安定的に使用してもらうには、追加補修工事が必要であろうから。

 これで、ドキュメント「温泉の恵みで生徒や村人に笑顔を!」を終えるが、アフターケアーボランティアも必要になってくるであろう。一応、4月上旬に、メートー温泉を再訪問する予定。(そうなるとなんと8回目のメートー村通いになる)その折に、必要なアフターケアー工事について調査することになっている。その時は、また、続編としてお知らせすることができるでしょう。

 その時には、また温泉アフターケアーボランティア募金をお願いすることになろうかと思いますが、ご協力のほどよろしくお願いします。「温泉の恵みで、“いつまでも”生徒や村人に笑顔を!」ですよね!

 最後に、今回の温泉場修復ボランティアに募金して下さった会員、一般参加の皆様に、厚くお礼申し上げます。なお、今回のボランティアの会計報告は4月19日の4月例会の時にさせて頂きます。

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posted by 新明天庵 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | チェンマイ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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