2013年02月23日

ドキュメント「温泉の恵みで生徒や村人に笑顔を!」・その1

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 チェンマイ市内から車で約2時間半走ると、サムーン郡の奥深い山中にある小さな村メートーに着く。この村の谷間を流れる小さなメートー川のすぐ横の湿地に、なんと自然湧出の温泉が湧き出ている。その源泉からパイプを引いて、小さな土管に注ぎ込まれている・・・

 小さな土管湯船は、村人が掛け湯をしたり洗濯をするのに細々と利用されているに過ぎない。こんな温泉場には名前もないし、もちろん村の入り口にも温泉場を示す看板などある筈もない。知られざる“谷川清流横土管温泉”として、「ちゃーお」の前身の「One-Two Chiangmai」(ココをクリック)の北タイ温泉探検隊シリーズで、8年余り前に紙面で紹介。確か“メートー・カレン族村”の“名湯温泉”として。

 紹介後は、たまたまメートー村入口前道路を行き来する機会には、そのたびに1キロほど奥まった場所にある“名湯温泉”に立ち寄って様子を確かめた。というのも、大地の恵みである温泉湯が自然に湧き出ているのに、入浴できる簡単な湯船も作らず、流れるままに谷川に垂れ流し同然で、なんとももったいないとの気持ちがあった。

 温泉湯を活用しての温泉場に改善していることを期待して、何度立ち寄っても、いつまでたっても昔のまま。これから先も温泉場は改善されないだろうと諦めた。そこの温泉場の初探検から数年で、私も“名湯温泉”をすっかり忘れてしまっていた。温泉探検隊で、北タイや北ラオスの知られざる温泉探検が多く残っていて、その新温泉探検の方に力を注ぐことに。

 ところが、2005年にタイで製作されたドキュメンタリー映画「デック 子どもたちは海を見る(タイ語ではเด็กโต๋)」(内容はココなどを参照)が、温泉谷川のすぐ横にあるメートー学校が舞台になって、日本などで放映されたり、DVDが発売されて、ボランティア団体などから脚光を浴びる。

 そして、メートー学校支援に、特定非営利法人「地球市民ATCかながわ」(ココをクリック)が長年かかわって、現在でも関わっていることを知る。メートー学校は関係者にはよく知られるようになっても、活用されていない“名湯温泉”はまだまだよく知られていないようだ。

 そのメートー学校の女子寮で過ごして、チェンマイ市内のラチャパット大学日本語科に進学した女子大学生のオーちゃん。その彼女は、メートー学校からさらに6キロ余り奥のボーケーオ地区に住むカレン族。彼女のお姉さんが、メートー学校の先生として働いている。

 その彼女と知り合ったのを機会に、忘れていたメートー学校の女子寮裏の谷川の“名湯(メートー)温泉”のことを尋ねてみた。すると、湧き出る温泉湯をコンクリート部屋で囲った温泉湯貯め小屋ができているが、土管温泉は昔のままとのこと。

 ここで、なぜ今まで気づかなかったのだろうかと後悔。有効利用には程遠い“名湯(メートー)温泉”を、チェンダオの土管温泉のように改造できるかもしれない。そんな考えが浮かび上がってきた。実際に、その土管温泉のモデルとして、チェンダオ土管温泉に連れて行ってみてもらった。{続く}

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posted by 新明天庵 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | チェンマイ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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