2009年01月11日

またもや国道107号で交通事故直後に遭遇

 昼過ぎに野暮用でメーリムまでバイクで出かけた。チェンマイは真冬の最中だが、日昼はポカポカ陽気で日本の初夏みたい。南国ゆえの太陽の恵みに感謝、感謝・・・などと走っていると、信号もないのに前方が車で渋滞。
 こういう場合は「交通事故なのだろう?」と直感的に思う。渋滞の車の間を縫うように前進すると、やはり交通事故直後で路上にバイクが転倒し、その近くにお年寄りの男性が路上に横たわっていて、アスファルトは出血で赤く染まっていた。バイクで警察官が駆けつけているが、レスキュー隊の救急車はまだだった・・・

事故直後でまだ救急車はこない

 以前は、このような生々しい事故直後の現場に遭遇すると、生理的嫌悪感で目をそむけてなるたけ早く通過したものだ。ところが、最近ではなぜか気になって車やバイクを路肩に停めて、遠巻きに眺めることが増えてきた。野次馬根性も否定できないが、交通事故時の警察官や居合わせた人々の対応を知りたいのが本音。これまでの経験では、日本とかなり異なるということがわかってきていた。

 今回のバイク事故であるが、若い女性が運転していた乗用車と衝突。事故が起こった状況は不明だが、こちらでは道路上で血を流して倒れていようが、レスキュー隊の救急車が来るまでは、事故の負傷者はそのままにしておく。確か日本では、加害者は被害者をまず近くの病院に運ぶのを優先していたように思うのだが?

 血を流して仰向けに倒れていた老人だが、取り囲んだ数人に声を掛けられて、上半身を起こして座ったような姿勢になった。これで意識不明の重体ではないことが判明して、思わず胸をなでおろす。

 老人のすぐ近くまで歩み寄り容態をうかがうと、両足首がえぐられたように傷があり、そこからかなりの出血。だが、足を触って老人に痛みを尋ねる人の様子からは、足の骨は折れていないようだ。ヘルメットなしで、後頭部にも血で染まった傷があるが、意識はしっかりしているようで、周囲の人も安心した。

 警察官は白色のスプレーペンキを持ち出し、事故の現場検証のために、倒れているバイクの輪郭に沿って白線を引き、バイクのナンバープレート番号も付け加えて記す。あるいは、衝突した路面にスプレーペンキでペケ印をつけたりする。そうこうしているなか、5分ほど経過してからレスキュー隊の救急車が到着。隊員が両足首の傷を消毒して、担架に寝かせてのせて車の中に運び、急いで病院へ搬送。

 タイではいかに交通事故が多いかを知りうる簡単な方法がある。それは路面に事故現場検証の白いペンキスプレーの線を観察することで、走行中にあちこちでわりと頻繁に見かけるだろう。頻繁に見かけるということは、とりもなおさず頻繁に交通事故が起こっている証拠。

 その事故現場検証の白いペンキスプレーの線だが、幹線道路や交通量の多い通りなどでは、1週間も待たずに消えて見えなくなってしまう。ということで、路面に白いペンキスプレーの線が新しく残っていたら、つい最近そこで交通事故が起こったばかりだと考えても差し支えないであろう。

 白いペンキスプレーの線にお世話にならないようにしたいものである!
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/112484356
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック