テロの頻発がおさまらない南部の県は、番号登録期限を前倒しして11月末日とした。そして、それ以外は12月31日までに決められた登録をしないと、それ以降の携帯電話(の番号)の使用は不可能になるそうだ。
携帯番号の登録を行っておけば、持ち主がはっきりするので、爆弾テロに使いにくいであろう・・・と最初は思った。だが、実際に携帯電話を使用してテロを行う側に立って考えると・・・
◎爆弾の時限装置で使われ爆発させたら、携帯電話も木っ端微塵の粉々になって、その携帯電話の番号などわかるのだろうか?
◎自分たちの携帯電話でなく、盗んだ携帯電話を使用するぐらい容易にできるだろう。
◎テロ組織ならば、偽名の電話番号登録などいとも簡単だろうに。
となると、番号登録しても、携帯電話使用の爆弾テロはなくなるはずがない。と考えてしまうのだが・・・。
次に、電話番号登録しないと回線を切って使用不能にする、との強攻策。それはタイ隣国の国境付近の町で、意外な問題が出てきた。
国境付近の町としてチェンライ県のメーサイでは、対岸のミャンマーの町タチレクなどからミャンマー人が、便利なタイの携帯電話を購入して使っている。もちろん、タイ国境に近く電波発信受信圏内であり、タイの携帯電話を使えるからだ。タチレクでは、一般の人はもちろん、軍・警察から病院・役所まで便利な携帯電話を使用。
メーサイにおける、ミャンマー人による携帯電話とブリペイドカードの購入額は、かなり大きな額になっている。ところが、番号登録となると、相手は国境向こう側の異国のミャンマー人なので、登録不可能になる。となると、せっかくの携帯電話とプリペイドカードの売り上げが、ゼロになる可能性が出てきて、メーサイの携帯電話商売は成り立たなくなる恐れが出てくる。
これなどは、言われてみればなるほどで、メーサイ以外でも、国境向こう側のラオスやミャンマーの他の町でも、起こりうる問題になるだろう。登録期限が迫ってきた現在、その問題はどうなっているのか、是非知りたいものである。陸続きで国境を接していると、島国日本では考えられない問題の、一つの象徴のような気がしないでもない。
そして数日前の新聞には、次のような内容の記事が小さく掲載されていた。
携帯にかかってきた「Missed Calls」には要警戒を! 携帯電話を時限発火装置に使うテロ組織は、それに使用する携帯の電話番号を、不特定の者に送りつけて「Missed Calls」にしておき、それを受け取った者が、その「Missed Calls」の番号を呼び出すと、仕掛けられた爆弾が爆発。テロ組織は、このような手口を使う恐れが考えられるので、「Missed Calls」に通話するのには警戒が必要。これも、記事を読んで初めて知ったが、テロ組織がここまでの手口を実行すると、携帯電話番号登録など、テロ組織にはまったく通用しない、気休めの愚策に思えてきたのだが・・・
いずれにせよ、一般庶民はそこまで深くは考えないであろうし、手持ちの携帯番号が使用不可になる期限が間近に迫ってきている。いたって呑気なタイ人も、本当に番号登録がなされるようだと諦めて、そろそろ登録に行きはじめているような?
「どうせ、12月末近くのぎりぎりになれば、登録期限の数ヶ月先延ばしとなるだろう」と、たかをくくっていたのだが、年貢の納め時かな(?)と諦めて、登録することにした。
妻に、潔く電話番号登録宣言をする。と、「もうやっておいたわ!私の名前で!」とくる。「なんじゃ!そりゃ!」とずっこけてしまった。
登録が迫ってきたこの頃は、何もチェンマイ市内まで出かけなくとも、近くにある携帯電話販売店(コンピューターがあってオンライン登録可能な店に限るが)で、身分証明になるバットプラチャーチョンや免許証・パスポートなどで、無料ですぐにやってもらえるとのこと。
携帯電話番号登録に関しては、以下のブログなどでも紹介されていますので、参照してください。
◎「チェンマイ雑記帳」
◎「ランナー・タイ チェンライ便り」






写真有難うございます。ムーカタを日本風に、鍋や材やタレを考案していこうかとひそかに考えています。
>m.K さん
ロングステイに関しては、「CHAO」に豊富に掲載されています。今後も両方ともご愛読よろしく!
>チェンマイの山なみ さん
やはり日本人なので、早めに済ませてしまいますよね!せっかち?
>名前なし さん
お名前の記入をお願いしますね。今後ともご愛読を! 妻に勝手に妻名義に登録されると、嬉しいやら悲しいやら複雑な気分では??!!